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フランスメディアが安倍晋三首相を猛批判!「政府批判の是枝裕和監督の受賞にコメントすら無し」


是枝裕和(これえだ ひろかず)監督の映画「万引き家族」が「カンヌ国際映画祭」で最高賞「パルムドール」を受賞しましたが、これについて安倍晋三首相は全くコメントを出していないことが分かりました。
日本の著名人が海外で大きな賞を受賞した時に全くコメントを出さないのは異例で、フランスの有力日刊紙「フィガロ」は政府批判などが多い是枝裕和監督を安倍政権が毛嫌いしていると指摘しています。

フランスメディアは「『万引き家族』は、長編作品として保守的政府への強烈な揶揄をした批評として受賞した。そして、是枝映画監督はこの国の過去の政治文化に対して強烈な批判をしてきた」と取り上げ、是枝裕和監督を称賛すると同時に政府対応に強い疑問の声を投げ掛けていました。

前々から是枝監督は「残念ですが、東京国際映画祭はいまだ『日本映画を売り込む場所』という認識が強い。国威発揚としてオリンピックを捉えるのとまったく同じです。『映画のために』『スポーツのために』と考える前に、『日本のために』を考えてしまう、その根本の意識から変えていかないと、映画祭もオリンピックも本当の意味での成功は成し得ないと僕は思う」などとコメントしており、政府主導の手法は間違いっているとコメントしています。

そのような政治思想や背景から、安倍政権としては是枝監督の受賞はあまり喜ばしくないみたいです。

 

カンヌ受賞の是枝裕和監督を祝福しない安倍首相を、フランスの保守系有力紙が痛烈に批判
https://hbol.jp/167063

 5月22日、フランスの有力日刊紙『フィガロ』が「日本政府にとって窮地・困惑」という見出しの記事を掲載した。そこには、是枝裕和監督が『万引き家族』がカンヌ国際映画祭の最高の栄冠「パルムドール」を受賞したことへの、安倍政権の対応について書かれていた。(参照:「LE FIGARO」)
同記事では、リードで「是枝監督がカンヌ映画祭でのパルムドール最高賞を受賞していたが、海外での受賞に絶え間ない賛辞を贈るはずの日本の首相は沈黙を保ったままだ」と書き、その理由として「映画監督(是枝氏)が彼らの映画作品やインタビューの中で日本の政治を告発してやまない」ことをあげている。

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