アメリカのトランプ大統領が実施した鉄鋼・アルミ製品への追加関税政策について、世界中から反発の声が相次いでいます。
6月1日にカナダ・ウィスラーで開催された主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、アメリカに対する批判声明が相次ぎ、日本もEU諸国に同調する形で「極めて違和感」とのコメントを発表。
会議に参加していた麻生太郎財務相は「(米国は)しんどかったと思う」と述べ、アメリカの立場に同情していました。
一方で、アメリカの方は自動車への追加関税も検討中だと発表し、日本を含めて世界各国の経済に悪い影響を及ぼす可能性が指摘されているところです。
日本やEU諸国の批判声明も効力があるのか怪しく、トランプ大統領はこれから何らかの具体的な譲歩を要求してくるとも見られています。
G7財務相会議、米の追加関税に批判 日本も遺憾表明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180602-00000024-asahi-pol
カナダ・ウィスラーで開かれている主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は1日(日本時間2日)、2日目の議論に入った。米国が欧州連合(EU)やカナダに課した鉄鋼・アルミ製品への追加関税をめぐり、ほかの国から批判が相次いだ。
「米の追加関税措置 極めて遺憾」麻生財務相 #nhk_news https://t.co/NYexNfwyCh
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年6月2日
マルムストローム欧州委員と個別会談。 @MalmstromEU
米国の232条に基づく追加関税について、連携して対応することを確認し、共同声明を出すことに。 pic.twitter.com/ifrOWCkzlu— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) 2018年5月31日
トランプ、どこまで通商喧嘩売るのか。EUカナダメキシコに追加関税発動。鉄鋼25%アルミ10%。これまで摘要除外してきたが6月1日から摘要に踏み切る。EUカナダは直ちに報復関税発動へ動く。米中から世界貿易戦争拡大。イタリア不安後退で買い戻されたダウ平均も再び251安。続く。
— 豊島逸夫 (@jefftoshima) 2018年5月31日
▼米ダウ平均は反落
5月31日の米ダウ平均は251ドル安。米がEU、カナダ、メキシコに対しアルミと鉄鋼に対し追加関税を課すと公表。保護貿易への件が再浮上し売られた。ボーイングやキャタピラーが指数を押し下げた。 pic.twitter.com/T3NoxaldMM— QUICK Money World (@QUICK_QMW) 2018年5月31日
スペイン 6月1日 ラホイ首相不信任決議採決→総選挙へ???
北朝鮮 6月12日 米朝首脳会談?
アメリカ 6月15日までに25%追加関税対中制裁品目を発表、即発動?
イタリア 再選挙濃厚? 早ければ7月29日?
日本 9月自民党総裁選
アメリカ 11月6日 中間選挙— こりす (@childsquirrel) 2018年5月29日
トランプの対EU、NAFTA向け追加関税だが、トランプの交渉戦術は最初に吹っ掛けておいて後でハードルを下げるというやり方がもうばれてしまっている。本気で貿易戦争する気などないのは明白。これも織り込み過ぎないほうが無難だろう。
— Cafe_Forex(テムズ川の流れ) (@UponTheThames) 2018年6月1日
EU、カナダ、メキシコにも追加関税:トランプ政権が鉄鋼・アルミで(日経)https://t.co/c3m9TvY43H
日本にとっては「仲間」が増えた感じだが、この分野での実害は少ない。むしろ問題は自動車への追加関税の動きだろう。— 滝田洋一(日本経済新聞・WBS) (@yoichitakita) 2018年5月31日
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