*官邸
本日6月28日はサッカーワールドカップのポーランド戦です。日本チームにとっては一次リーグを突破することが出来るかどうかの重要な試合となり、世界中のファンが注目している一戦となっています。
しかしながら、この日は国会でも非常に重要な法案が相次いで強行採決されました。採決されたのはTPP(環太平洋経済連携協定)関連法案と働き方改革関連法案です。
TPPは日本を含めて10ヶ国以上が参加している大規模な貿易協定で、国民の安全や安心を守っているような非関税障壁も撤廃してしまうような内容となっています。
前々からTPPの危険性は多くの識者や専門から指摘を受けていましたが、政府与党や経団連の強力な後押しがあって何時の間に成立まで到達しました。
そして、もう一つは安倍政権が今国会で最重要法案と位置付けている「働き方改革関連法案」です。働き方改革関連法案では今年1月に法案の前提となっている厚生労働省の労働データに不正問題が発覚し、野党から法案の見直しや修正を求める声が出ていました。
これを受けて政府は裁量労働制の導入時期を遅らせる決定をしましたが、法案そのものは変えずに採決を強行しています。
いずれの法案の強行採決も世間の人たちの目がサッカーワールドカップに向いている時に行われており、テレビや新聞もあまり大きな扱いとはなっていないです。
サッカーワールドカップの日程はかなり前から決まっていることから、政府与党がこの日を狙って意図的に強行採決をしたと言えるでしょう。
採決時は野党の議員らが必死の抵抗を行っていましたが、多勢に無勢で数の力で押し切られた形です。7月後半まで延長された国会では他にも重要な法案の採決が控えているのですが、また同じようにサッカーワールドカップの試合と合わせて強行採決をやってくると予想されています。
内閣委 反対討論 山本太郎「ルール守ろうとか、ホントに普段ルール守ってる人たちが言わないと、意味ないんですよ」
— buu (@buu34) 2018年6月28日
参議院内閣委員会
山本太郎さんが40分の反対討論。しかし採決。
太郎さんの討論を遮って
和田政宗が立ちあがり「動機!」(たぶん懲罰動議)と叫んだが、野党席から「和田さん、それはやめようよ」と説得されて着席。
和田、お前は許さん❗#TPP #TPP11反対 pic.twitter.com/jcEWgez7Ew— koneco (@koneco_sk) 2018年6月28日
参院内閣委、山本太郎議員の指摘で、衆院でのTPPに関する答弁の間違いに「今朝気づいた」と茂木大臣、滅茶苦茶だ。それだけでも採決など絶対出来ない状況なのに、TPP断固反対だった自民諸君、「愛國者」とか名乗るなら、まさか、まさかこんな日本の国を切り売りする売国法案に賛成なんか、しないよな。
— きむらとも (@kimuratomo) 2018年6月28日
山本太郎さん「ルール守ってっていうのはふだんルール守っている人が言うべき」
ヤジと対話してるー><
委員長が議論終局というけど、まだ続ける山本太郎さん。— /踊♥ウタマロ\ (@utamaro_) 2018年6月28日
山本太郎採決させないよう頑張っとる
ツラくて見てられない
何でこんな国会なん?何で良くないものを無理矢理通そうとするん?— はせぴょん (@27kaiNassyi) 2018年6月28日
結局はTPP採決。自公維の賛成多数。
山本太郎の45分の反対討論のフィリバスターに、不倫で話題になった自民の石井準一が「山本さんの気持ちはわかるよ。同じ気持ちだ」とたしなめるものの、同じ気持ちというはずの石井は、北海道の岡田広と合わせて、あっけなく賛成。
— アルルの男・ヒロシ☆彡 (@bilderberg54) 2018年6月28日
TPP関連法、山本太郎の掟破りの長い反対討論。いちいち頷くしかない正論を突きつけた。与党議員たちはどんな思いを持っただろう?やっぱりかぼちゃ頭でしかないのだろうか。山本太郎が言った。やっぱり選挙で勝たなきゃダメだ。ろくな議論もせず、ろくな調査も試算もせず、ただ通すのみ。国益守れず。
— 風音・市井の声 (@kazaneimakara) 2018年6月28日
日本共産党・山下芳生衆議院議員
「先ほど、働かせ方大改悪法案が強行採決されました。自民・公明・維新を断固糾弾する!
もはや、安倍政権を倒すしかない。本気の野党が力を合わせ、まともな政権を作る!」 pic.twitter.com/LQtFmx4AxE— 日本労働弁護団 (@roudoubengo) 2018年6月28日
先ほど採決がされたようです。
怒りのコールをしています。
「強行採決絶対反対!
高プロ制度絶対反対!
命を壊す法律要らない!
過労死家族の声を聞け!
今すぐ廃案!!」 pic.twitter.com/YQbGLGaxas— 日本労働弁護団 (@roudoubengo) 2018年6月28日
野党筆頭理事が採決に同意しているため、強行採決にならない。ただの採決。
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) 2018年6月28日
与党は参院内閣委員会でもTPP関連法案を強行採決。このように国会を蔑ろにして強行採決を連発させたのは今晩、サッカーW杯の日本戦が行われるからだ。強行採決ラッシュにしても、マスコミはW杯一色。そうした計算を働かせたことはミエミエで、これはまさしく加計理事長の会見と全く同じゲスっぷりだ。
— ゆみ (@yumidesu_4649) 2018年6月28日
何故か消えてたので再掲→今日の参院厚労委で「働き方改革法案」採決を止める為に立憲民主党と共産党が委員長解任決議案を提出。
だが国民民主党が賛成しなかった為、採決が決定。
。今から委員会が再開され「働き方改革」採決へ。同じ野党から法案可決側に回られた事が悔しくてならない。#高プロ制度— 参議院議員 川田龍平(立憲民主党) (@KawadaOffice) 2018年6月28日
参議院議員会館前 https://t.co/W4VR8QyBtJ
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) 2018年6月28日
国民民主党さん、何で採決合意するんですか?
野党じゃないんですね。 https://t.co/HUKv9Zpdd5— 紫野明日香 (@asunokaori) 2018年6月28日
参院厚労委員会で「働き方改革」一括法案の採決が強行されました。過労死家族の会の皆さんが傍聴席でじっと見守る前で、過労死促進法を強行した与党らに「恥を知れ!」と言いたい。採決終了後の20時過ぎに、怒りの反対討論を行った倉林議員らと共に議員会館前での抗議行動に参加。 pic.twitter.com/bG0vI8rbV7
— 井上哲士 (@21csts) 2018年6月28日
参議院厚生労働委員会
働き方大改悪法案、採決強行!!!!!
満身の怒りをもって抗議します!!!!!
— もとむら伸子(本村伸子) (@motomura_nobuko) 2018年6月28日
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