水道事業の運営に民間企業の参入を促進させるための「水道法改正案」について、政府与党は今国会での成立を見送ると発表しました。
報道記事によると、自民党の関口昌一参院国対委員長は国民民主党の舟山康江参院国対委員長と会談し、正式な形で水道法改正案の今国会での成立を見送る方針を伝えたとのことです。
水道法改正を巡っては「事実上の水道事業民営化」との批判が相次ぎ、ネットを中心に一部の有識者などから「水道料金が跳ね上がる」というような懸念の声が殺到していました。
政府としては西日本豪雨の対応で今国会の時間が減ったこともあり、カジノ関連法案などに注力したい狙いがあると見られています。
水道法改正案、今国会見送りへ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33004370T10C18A7EA3000/
自民党の関口昌一参院国対委員長は13日、国会内で国民民主党の舟山康江参院国対委員長と会談し、水道法改正案の今国会での成立を見送る方針を伝えた。舟山氏が記者団に明らかにした。改正案は、市町村などが手掛ける水道事業の広域化などを促し、水道管の老朽化対策を急ぐ内容だ。
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