7月17日に安倍晋三首相とEU(ヨーロッパ連合)のトゥスク大統領らがEPA(経済連携協定)の署名式を行いました。この経済連携協定では農産物や工業製品の関税を撤廃するとしており、農林水産品の関税撤廃率はおよそ82%となっています。
「脱脂粉乳」や「バター」、「チーズ」などは新たな枠を設けて、日本側が多くのEU製品を輸入することで合意。「ワイン」は協定が発効した直後に関税を即時撤廃します。
また、「パスタ」の関税や「チョコレート菓子」の関税も協定発効の10年後に撤廃することで合意しました。
この協定に参加しているのはイギリスを含む28か国のヨーロッパ諸国で、EPAが発効すれば、計6億3000万人余りの巨大な自由貿易圏になります。
国内総生産の総額は21兆ドルを超え、貿易の総額も世界全体の37%近くを占める規模です。
TPP(環太平洋経済連携協定)よりも規模が大きな自由貿易圏で、日本の農家からはヨーロッパの安い農産物によって経営が圧迫されることを懸念する声が相次いでいます。
日本とEU 経済連携協定に署名
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180717/k10011537101000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004
安倍総理大臣とEU=ヨーロッパ連合のトゥスク大統領らは、日本とEUの定期首脳協議のあと共同声明を発表し、今回のEPA=経済連携協定の署名は、自由貿易を力強く前進させていくもので、保護主義に対抗する力強いメッセージだと強調しています。
【速報】日本とEU首脳がEPA(経済連携協定)に署名 工業製品、農林水産品など関税撤廃へ
— テレ朝news (@tv_asahi_news) 2018年7月17日
日欧EPA、19年初め発効へ 首脳が署名 https://t.co/0VZOLrzcVc
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年7月17日
日本とEU EPA=経済連携協定に署名 安倍首相「保護主義的な動きが広がる中で日本とEUが自由貿易の旗手として世界をリードする政治的意思を示すものだ」https://t.co/2z0KCjT241
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) 2018年7月17日
本日のビッグイベントは東京での日EUのEPAの署名式。安倍首相の外遊中止でEU代表が来日する。機能不全のWTOや米国の保護主義を尻目に、世界のGDP3割、貿易額4割を占める巨大な自由貿易圏が誕生する歴史的瞬間。中国の口だけ自由化など問題外の高度な協定で日本が世界経済のルール作りを主導し始める。
— 菊池雅志 (@MasashiKikuchi) 2018年7月16日
しかし日本の外務省のウェブサイトは7月11日以降更新されていない。 https://t.co/LLU41A53eG 署名後にはすぐに協定文を公開するかと思っていたが、それもなし。国会議員も国民も、協定文そのものは見せられてない。せめて署名直後には公開すべき。賛成・反対以前の問題。
— 内田聖子/Shoko Uchida (@uchidashoko) 2018年7月17日
日欧EPA、産地は警戒 10府県「TPP11超える打撃」 きょう署名:朝日新聞デジタル https://t.co/Wyv4V8tdNK
野党第一党、立憲民主党さん!
反対すはずじゃなかったの?
何故、周知活動も何もしないの?
野党共闘で大反対すべきでは?
またもや日本を切り売り地の底へ突き落とす協定の調印!— マッシュルーム (@gogonoocha1015) 2018年7月17日
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