福島沖のヒラメから県漁連が定めている自主基準値を超えるセシウムが検出され、出荷が一時的に中止となりました。
報道記事によると、自主基準値を超えたのは2018年7月20日にいわき市の久之浜沖で捕獲されたヒラメで、一キログラムあたり59ベクレルのセシウム137が検出されたとのことです。
国の基準値は一キログラムあたり100ベクレルですが、自主基準値を超えたとして地元漁連は出荷を見合わせると発表しています。
また、厚生労働省の検査では岩手県産のシカ肉からセシウム110ベクレル、宮城県産イノシシ肉でもセシウム130ベクレルと基準値を超える高い値が検出されていました。
福島原発事故から7年以上が経過していますが、依然として福島原発事故の放射性物質は東北地方に残っている状態で、場所によってはかなり濃度が高いと言えるでしょう。
ヒラメから自主基準超放射性物質
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180720/6050001903.html
福島県漁業協同組合連合会によりますと、福島県沖で行われている試験的な漁で、いわき市の久之浜沖で20日捕獲されたヒラメから、1キログラムあたり59ベクレルのセシウム137が検出されたということです。
この値は、1キログラムあたり100ベクレルとしている国の出荷基準を下回っているものの、県漁連がより厳しく定めている1キログラムあたり50ベクレルの自主基準を上回っています。
厚生労働省 放射性物質の検査結果
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212863_00002.html
1 自治体の検査結果
※ 基準値超過(2件)
NO. 404 岩手県産シカ肉(Cs: 110 Bq/kg)
NO.1389 宮城県産イノシシ肉(Cs: 130 Bq/kg)
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