*官邸
安倍首相が政府与党に導入検討を指示させたサマータイム(夏時間)ですが、国民からは批判の声が殺到しています。欧米だとサマータイムは生活リズムなどを崩す恐れがあるとして、廃止を検討している国が出現。
サマータイムの効果を巡って有識者の意見も割れている状態で、導入しても良い効果があると言い切れない状態です。
しかも、来年2019年には天皇陛下の生前退位で元号が変わるわけで、エンジニアの負担も増大することになるでしょう。ネット上だと「サマータイムなんていらない!」「オリンピックの時間を変えればよいだけ」「東京五輪でなんでやる必要があるのか」などと不満の声が多く見られました。
一方で、安倍晋三首相は「国民の関心は高い。やるならば国民生活に影響する」とコメントしており、サマータイムの導入を前向きに検討しています。
国民生活が激変するリスクがあるだけに、サマータイム導入は慎重な議論が必要になるところです。
東京五輪終わっても「サマータイム」恒久的運用へ 議員立法による成立を目指す
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180808-00000025-sph-soci
安倍晋三首相(63)は7日、2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策などを含め、国全体の時間を夏の間だけ2時間早めるサマータイム(夏時間)制度について検討するよう自民党に指示した。当初は19、20年の2年に限る案もあったが、五輪を契機に恒久的に夏時間を運用する方針であることも党幹部らへの取材で分かった。安倍首相と官邸で会談した大会組織委員会の森喜朗会長(81)によると、安倍首相は「国民の関心は高い。やるならば国民生活に影響する」などと語ったという。
安倍さん曰く「サマータイムの導入は国民の評価が高いと聞いている」だってさ。誰がそんなことを言ったんだよ。過去に様々な苦情が出て失敗してるじゃないか。残業は確実に増えるだろうね。日照時間の長さに経営者が目をつけないわけがないんだ。「開催時期を決定的に間違えました」と認めたらどうか。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2018年8月8日
勝手に2時間早く開催すればいいだけなのに、サマータイムの導入検討なんて意味不明すぎる。全国民を強制的に巻き込む国策イベントの本性がにじみ出ているとしか思えない。目の前で「動員とはこれだ!」と見せつけられている気分。
— 辻田 真佐憲 (@reichsneet) 2018年8月7日
アメリカでもサマータイムやめてほしいと思っている人が多いのに、いまさら日本が導入するなんてやめたほうがいいですよ。飛行機の時間乗り間違えるし、睡眠パターンが壊れるし、いいと思ったことゼロです。学校とかの始業/終業時間を変えるほうが簡単。
— 渡辺由佳里 YukariWatanabe (@YukariWatanabe) 2018年8月6日
サマータイムの経済効果を7000億と試算した第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミスト、プレミアムフライデーの経済効果を1日最大1236億と試算した人じゃないですか、やだー
— monado (@monado) 2018年8月8日
サマータイム、メディアは制度をわかりやすく説明すると共に健康への悪影響やシステム対応の難しさなどの専門家の知見を早く紹介したほうがよいし、情報労連なども早く反対を表明した方がよいと思います。
高度プロフェッショナル制度を強行した政府与党なので、反対を押し切って導入しかねません。— 上西充子 (@mu0283) 2018年8月8日
例えば、サマータイムを導入している欧州では、EU法で残業を含め週あたり労働時間に最大48時間という規制がかかっているので、明るいうちに帰れるというメリットも説明がつきますが、日本の場合は月単位で残業時間だけで最大100時間ですから、サマータイム期間中は寧ろ過労死が続発するでしょうね。
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年8月8日
くりぃむしちゅーの上田晋也さんが、西日本豪雨で宴会して大阪地震で食事会してた安倍首相と、えひめ丸事故でゴルフやってて退陣した森元首相は全く同レベルだと指摘したけど、今その大バカ者二人が同調してサマータイムとか言い出してるんだぜ。国民にとっては悲劇としか言いようがないよ。
— とみ (@meow164) 2018年8月8日
さすがの安倍政権もサマータイムは本気じゃないのでは、という意見も見られますが、安倍政権は「ゆう活」と称して国家公務員に疑似サマータイム(国家公務員だけ1~2時間前倒し)を3年前から経済産業省主導で押し付け続けていますから、サマータイムを国民全体に強制することも本気だと思います。
— 井上伸@雑誌KOKKO (@inoueshin0) 2018年8月8日
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