福島第一原発で汚染水を浄化した後の水から基準値を超える放射性物質が検出されたことが分かりました。
東京電力によると、多核種除去設備(ALPS)で汚染水を浄化した後に残る放射性物質トリチウムを含んだ水に、トリチウム以外の核種も含まれており、一部の測定結果で排水の法令基準値を超えていたとのことです。
政府の小委員会で汚染水タンクに蓄積されているトリチウム水の海への放出(処分)が検討されていましたが、実際には半減期が約1570万年の核種を含めて多数の有害物質が含まれていたことに住民からは不安の声が相次いでいます。
近い内に国民の意見を聞く公聴会が開かれる予定ですが、政府側はトリチウムだけを前提とした議論しかしていないところです。
基準値超の放射性物質検出、福島 トリチウム以外、長寿命も
https://this.kiji.is/403827433298166881
東京電力福島第1原発で汚染水を浄化した後に残る放射性物質トリチウムを含んだ水に、他の放射性物質が除去しきれないまま残留していることが19日、分かった。一部の測定結果は排水の法令基準値を上回っており、放射性物質の量が半分になる半減期が約1570万年の長寿命のものも含まれている。
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