厚生労働省の調査で多くの企業で違法労働が行われていることが分かりました。厚生労働省によると、平成29年の調査で2万5676事業場の内、45.1%の1万1592事業所で違法な時間外労働が確認されたとのことです。
これは時間外労働だけの数字で、労働基準違反を総合すると70.3%の1万8061事業所に激増しています。
前年度の違反率よりも4ポイント上昇しており、違法労働が放置状態になっている実態が浮き彫りになりました。長時間労働を巡ってはネット上でも報告が多く、しばらく前にすき家やアリさんマークの引越社などが炎上したことがあります。
しかしながら、炎上騒動で注目を浴びても改善されることが無いケースも見られ、違法労働は日本全体を蝕む病気のような状態になっているところです。
4割強の企業で違法時間外労働 厚労省監督結果
https://www.rodo.co.jp/news/51434/
厚生労働省は、長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果を公表した。平成29年度中に2万5676事業場へ立入調査を行った結果、このうち1万1592事業場(45.1%)で違法な時間外労働が確認されたため是正指導している。労働基準関係法令違反全体では、1万8061事業場(70.3%)と7割超に。前年度の違反率(66.0%)に比べて4ポイント上昇し、監督件数全体でも1700件程度の増加となっている。…
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