10月19日に油圧機器メーカーのKYBが免震装置のデータ改ざんに関する謝罪会見を行いました。
謝罪会見の中でKYBは改ざんされたダンパーを設置した70件の物件を公開し、「できるだけ早いタイミングで、まずは非常に多くの皆様が、お使いになるであろう庁舎につきまして今回、公表しました」とコメント。
まずは利用者が多い公共施設や庁舎を優先したとして、これから他の情報も開示するとしています。
ただ、不正が疑われている施設の8割以上が一般向けのマンション等で、数が一番多い一般の施設は公開されませんでした。不正が行われた施設の中には東京オリンピックの施設や財務省本庁も見られ、まだ改ざんが表に出ていない施設もありそうです。
KYB報告書
https://www.kyb.co.jp/company/progress/index.html」
油圧機器大手の「KYB」グループによる免震・制振用のダンパーの検査データの改ざん問題で、会社側が19日午後、会見を開き、改ざんが確認されたかその疑いがあるダンパーが設置された物件のうち70件を公表しました。いずれも免震用のダンパーが使われている官公庁の物件となっています。
免震・制振用 #ダンパー の検査データが #改ざん された問題。きょうメーカーの #KYB が記者会見し、改ざんが確認されたか、その疑いのあるダンパーが設置された70の物件を公表しました。すべて官公庁。民間のマンションや商業ビルは公表されませんでした。 #nhk #nw9 pic.twitter.com/icN5NjohaA
— ニュースウオッチ9 (@nhk_nw9) 2018年10月19日
免震装置データ改ざん問題、財務省本庁舎、愛知県庁などが対象物件https://t.co/7IEG420ngA
油圧機器メーカーKYBがデータ改ざんの疑いのある免震・制振装置を出荷していた問題で、対象製品を設置した物件のうち70件を公表しました。
現在、KYB斎藤圭介専務らによる記者会見が行われます。 pic.twitter.com/l58PDgFPZU
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) 2018年10月19日
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