3年前にシリアで武装集団に拘束された安田純平さんが開放され、トルコで日本メディアの取材に応じました。
安田純平さんは日本メディアのインタビューに応じて、「地獄だった。身体的にも、精神的にも。きょうも帰されないと考えるだけで、だんだん自分をコントロールできなくなってくる」とコメント。
拘束されていた3年間は非常に辛かったとして、精神的な面でかなり厳しい環境だったことを言及しています。その上で、今の心境について「3年間、自分自身、全く前に進んでいないので世の中がどうなっているか分からない。これからどうなるか、どうしていこうか、全く分からず心配だ」などとNHKのインタビューにコメントしていました。
安田純平さんの開放を巡ってはトルコ政府やカタール政府が交渉を行ったという情報も見られ、現地の政治的な駆け引きの材料に使われたとの意見もあるところです。
シリアの武装組織による拘束から解放されたフリージャーナリストの安田純平さんはトルコ南部の入管施設を出てイスタンブールに向かい25日にも帰国する見通しです。安田さんは機内でNHKのインタビューに応じ、拘束されていた3年余りについて「地獄だった。監禁されている状況が当たり前のように感じ始め、非常に辛かった」と述べました。
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