先月に台湾東部の宜蘭県で発生した列車の脱線事故について、車両を製造した日本企業が設計ミスを正式に認めました。
報道記事によると、事故を起こした「プユマ号」の安全装置「自動列車防護装置」に設計ミスがあり、本来は運転手が装置を止めた時にその情報が自動で伝達されるようになっていましたが、設計ミスで安全装置が止まった情報が共有されていなかったとのことです。
事故が起きた列車の運行を管理していた指令員は事故の約3分前には装置が切れていたことを知っていたと見られていますが、この設計ミスが無ければもっと早い段階で知ることが出来た可能性が高いと言えるでしょう。
台湾脱線事故の車両に設計ミス 製造元の日本企業が発表
https://www.asahi.com/articles/ASLC15DSNLC1OIPE023.html
台湾東部の宜蘭県で先月起きた脱線事故で、事故を起こした「プユマ号」をつくった日本車両製造(名古屋市)は1日、車両の安全装置「自動列車防護装置」に設計ミスがあったと発表した。本来は運転士が装置を切ると、その情報が運行を管理する指令員に自動で伝わるはずだったが設計ミスが原因で伝わらないようになっていたという。
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