11月27日午後に出入国管理法改正案が与党の賛成多数によって、衆院法務委員会で可決されました。賛成したのは自民党と公明党、それに日本維新の会で、立憲民主党などの野党側が審議不十分として反発している中での強行採決となりました。
与党はこれから深夜にかけて衆議院本会議でも採決を行うとしており、明日にも参議院に法案が送付されることになると見られています。
ただ、この法案を巡っては「移民法案」との反対意見が根強く、自民党支持者からも反対が多いだけに参議院でも荒れた展開になりそうです。
入管法改正案、衆院委で可決 野党の反対を押し切り
https://www.asahi.com/articles/ASLCW5CQBLCWUTFK01S.html
外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法(入管法)改正案が、27日の衆院法務委員会で自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数により可決した。立憲民主党など野党の反対を押し切り、採決を強行した。与党は、同日中に衆院本会議で可決し、参院送付を目指す。
技能実習生の過酷な実態を改善しないまま、外国人材を拡大する入管法改定案が衆議院法務委員会で強行採決されました。論点が山積にも関わらず、総理の外遊日程に合わせて採決を急ぐなどあまりにも常軌を逸した国会運営です。山下法務大臣の不信任案に維新は自公とともに反対。https://t.co/icH2YXdZB3
— 清水ただし (@tadashishimizu) 2018年11月27日
入管法改正案、与党からも議論するほど問題が出るという声があがるなか、審議もつくさず、委員会で採決強行されました。総理の外遊日程に合わせる形で、きわめて短い審議。国民の代表からなる国会をないがしろにするものです。
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2018年11月27日
入管法改定案、自公と維新が賛成し衆院法務委員会で採決強行。審議は始まったばかり。技能実習生をはじめただすべき課題が山積するなか、会期と総理の外遊日程のために国会審議を蔑ろにする。
強行姿勢はいまに始まったことではないが、いつになくずさんで乱暴。国際社会への恥さらしを自覚すべきだ。 pic.twitter.com/k9OCIzPYD1— 山添 拓 (@pioneertaku84) 2018年11月27日
国際定義に基づけば入管法改正案が移民法案である事実に疑義を差し挟む余地はないが、この法案は生存権すら満たさない労働者の待遇を固定する為に、外国人の人権を制限しながら労働力だけを盗み取る悪辣な代物だから、時事に絡めて「蘇った徴用工法案」や、より直截的に「奴隷法案」と呼ぶべきだろう。
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年11月27日
同じ「強行採決」でも、安保、TPP、働き方改革、そして今回の外国人材拡大と法案の審議時間がだんだん短くなっている(TBSあさチャンから)…長期政権の驕りと、国会軽視が高じていることがよくわかります。 pic.twitter.com/APPqw0oY3q
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2018年11月26日
26日の国会
野党:外国人労働者の上限は?
安倍:法案成立後に示す
野党:在留資格は永住権につながるか?
安倍:法務省で検討中だ上限人数も在留資格も、マジで何1つ決まってないのに、閣僚が着席して待つ空回しで審議時間を積み増し、27日に国家を大転換する「移民法」強行採決。前代未聞の愚行だ pic.twitter.com/xEBDWDEhNJ
— 盛田隆二 (@product1954) 2018年11月27日
入管法案衆院法務委員会を強行採決。今回も共謀罪同様、維新が引き金。公明が附帯決議読み上げ悪政推進。 pic.twitter.com/eZx0XrKgfh
— たつみコータロー参議院議員 日本共産党 (@kotarotatsumi) 2018年11月27日
衆院法務委員会。強行採決をはじめました。 pic.twitter.com/5Ct0ll2yRs
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年11月27日
すごいね。審議を続けると問題がどんどん出て来て困るからさっさと強行採決するんだと。もう本音を全く隠さない自民党。国民が甘やかせば甘やかした分だけつけ上がるのがこの政党だ。 pic.twitter.com/jIz4B7agk8
— 所 十三 (@tokoro13) 2018年11月27日
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