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水道事業の民営化、旗振り役は竹中平蔵氏 水道会社・ヴェオリア社の社員が内閣府の担当部署に


国会で重要法案として注目を浴びている水道法改正案ですが、この水道事業の民営化を早い段階から主張していた旗振り役が竹中平蔵氏だったことが分かりました。

竹中平蔵氏は2013年4月の集会で「構造改革に対するもう一つの哲学は、官業の民間解放。その象徴としてコンセッション(運営権売却)を提唱した」とコメントし、官業を民間に開放するべきだと強調。彼が前々から掲げていた郵政民営化などと合わせて、水道事業の民営化を促していました。
現在も安倍政権に対するご意見番として活動をしており、安倍晋三首相も「竹中平蔵さんは愛国者」と称賛するほどに彼の意見を重視しています。

また、国会の方では水道などの公共部門で民営化を推進している内閣府民間資金等活用事業推進室に、水道サービス大手仏ヴェオリア社日本法人からの出向職員が勤務していることが野党に追求されましたが、政府側は曖昧な答弁で言及を避けていました。

明日にも国会で最後の採決を行い、正式に法案が成立することになると見られていますが、未だに数多くの問題点が放置されたままになっています。

 

水道民営化、推進部署に利害関係者? 出向職員巡り議論
https://www.asahi.com/articles/ASLCY6F37LCYULBJ018.html

今回の民営化の手法は、コンセッション方式と呼ばれ、自治体が公共施設の所有権を持ったまま、運営権を民間企業に売却できる。政府は、水道のほか空港や道路を重点分野として導入を推進。下水道では今年4月に浜松市が初めて取り入れ、ヴェオリア社日本法人などが参加する運営会社が、20年間の運営権を25億円で手に入れた。

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