2018年10月の実質賃金が減少しています。12月7日に厚生労働省が発表した統計によると、実質賃金指数(現金給与総額)は前年同月比で84.5(0.1%減)となり、3ヶ月連続のマイナスを記録。
現金給与総額は27万1,333 円で、1.5%の微増となっていました。一時的に実質賃金が増加していた時期もありましたが、給与総額の増加率が少ないことであっという間にマイナスへと転落した形です。
このマイナスについて厚生労働省は「基本給が堅調に伸び、給与総額は緩やかな増加傾向だが、実質賃金は野菜などの生鮮食品やエネルギー価格が上がった影響で、減少が続いている」とコメントし、あくまでも食品やエネルギー価格の変動が影響したとしています。
毎月勤労統計調査 平成 30 年 10 月分結果速報 を公表します
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/30/3010p/dl/houdou3010p.pdf
10月の実質賃金 3か月連続減少
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181207/k10011738121000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005
企業などで働く人が受け取ったことし10月の給与総額は前の年の同じ月より増加したものの、物価などを反映した実質賃金では3か月連続の減少となりました。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう