*川上社長
2月13日にカドカワが決算を発表し、2019年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益が21.6億円の赤字になったことを明らかにしました。
内訳を見てみると、吸収したドワンゴのネット事業が全般的に不調気味で、電子書籍・電子雑誌のプラスを打ち消してしまった形です。特にニコニコ動画は利用者の減少が顕著化しており、営業利益は当初予想から76.3%減の1,900百万円となりました。
この決算を受けてカドカワは13日付で川上量生社長を降格するとしています。事実上の引責辞任だと見られ、身内のカドカワからもドワンゴ(ニコニコ動画)が見放された感じだと言えるでしょう。ニコニコ動画は2014年頃をピークにして、有料会員が急激に減少。
ライバルのYouTubeなどが無料で高品質なサービスを提供したことで、今も現在進行系でニコニコ動画離れが続いています。
カドカワの川上社長が辞任
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00000107-kyodonews-bus_all
カドカワは13日、川上量生社長が取締役に降格し、松原真樹専務が社長に昇格したと発表した。川上氏が創業したカドカワ傘下のドワンゴが業績不振に陥っており、引責辞任とみられる。
カドカワ、今期最終を一転赤字に下方修正
https://kabutan.jp/news/?b=k201902130270
カドカワ <9468> が2月13日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は21.6億円の赤字(前年同期は17億円の黒字)に転落した。
併せて、通期の同損益を従来予想の54億円の黒字→43億円の赤字(前期は10.3億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
カワンゴと角川歴彦の暴走で合併した『カドカワドワンゴ』が結局大失敗でしたという結論を出した感じの決算発表になった。一番かわいそうなのは、出版不況の中でがんばって収益を維持してたのにドワンゴに足引っ張られて大損害を受けてる元々カドカワ側にいた人たち。心中お察しいたします…。
— ピョコタン (@pyocotan) 2019年2月13日
カドカワ川上量生社長→松原眞樹社長に
ドワンゴ荒木隆司社長→夏野剛社長に(川上さんは取締役及び顧問に)https://t.co/i3nvCO9iVG— 津田大介 (@tsuda) 2019年2月13日
ドワンゴを抱えてKADOKAWAは大丈夫なのかな。むしろそっちが心配になるようなプレスリリースだった。
— 東浩紀 (@hazuma) 2019年2月13日
カワンゴが、ブロッキング、ブロッキングと騒いでいる間に、ドワンゴの業績は悪化し、KADOKAWAには刺され…。他の出版社も自滅を待っているかのごとき沈黙も守り…。自業自得とはいえ、おごれるなんとかも久しからず。
— 三崎尚人 (@nmisaki) 2019年2月13日
なんだこれ
・ドワンゴが特別損失約38億円を計上
・ドワンゴとGzブレインがKADOKAWAの完全子会社に(カドカワの孫会社に)
・川上量生氏がKADOKAWA代表取締役社長から取締役に(後任は松原眞樹氏)
・川上量生氏がドワンゴの取締役を辞任し顧問にhttps://t.co/LkyV9WM83t— 鷹野凌@HON.jp News Blog編集長 (@ryou_takano) 2019年2月13日
テクテクテクテクがコンセプトは悪くないのに、なぜTTPの仕様とかテストプレイが足りてない状態で出したか分かった。2018年末までに結果を出さなければカドカワ系代表取締役の松原眞樹さんに社長交代という決まりで、制限時間ギリギリで出さざるを得なかった川上量生さんの最後の賭けだったんだろうな pic.twitter.com/U0TtkigqeP
— すずき@角川ライブラリー (@michsuzu) 2019年2月13日
KADOKAWAのドワンゴ子会社化、感慨深いな pic.twitter.com/clCLCjqGaj
— なるがみ (@nalgami) 2019年2月13日
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