3月1日夜の衆議院予算委で新年度予算案が賛成多数で可決となりました。今回の新年度予算案は過去最大の101兆4571億円となっており、社会保障費や防衛費用などの増加から一般会計が過去に例がないほどの数字となっています。
野党は厚生労働省の不正統計問題から新年度予算案の見直しを強く要望し、根本厚生労働相の不信任決議案を提出するも、与党の反対多数で否決されました。改めて与党の数の力で押し切られた状態になったと言え、この後は衆議院本会議で最終的な採決が行われる予定です。
一般会計の総額が初めて100兆円を超える新年度予算案は、1日夜、衆議院予算委員会で野党側が抗議する中、採決が行われ、自民・公明両党の賛成多数で可決されました。予算案はこのあと開かれる衆議院本会議でも可決される見通しで、憲法の規定により、参議院で採決されなくても年度内に成立することになります。
予算案の衆院通過めぐり今夜ヤマ場 厚労相不信任決議案を提出
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190301-00413149-fnn-pol
国会では、2019年度予算案の衆議院通過をめぐる攻防がヤマ場を迎えている。
採決に反対する野党側は、1日朝、根本厚生労働相の不信任決議案を提出した。
1日中に予算案を可決したい与党と、野党側の攻防は、1日夜遅くから2日未明まで、もつれるとみられる。
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