3月12日午前に天皇陛下は皇居の宮中三殿で先祖らに退位を報告する儀式を行いました。天皇陛下は古くから儀式での天皇の装束とされる「黄櫨染御袍」(こうろぜんのごほう)を着て、多くの幹部らが見守る中で宮中三殿の中央にある賢所(かしこどころ)に入り、「御告文」(おつげぶみ)を読み上げて報告。
更に続いて天皇陛下は皇室の祖先をまつる皇霊殿(こうれいでん)や、さらに国内の神々をまつる神殿にそれぞれ拝礼し、退位に向けた儀式が本格的にスタートとなりました。
来月30日の「退位の礼」に関連する儀式は10個もあり、これから次々に儀式を行うことになります。また、皇居以外の関連施設にも参拝を行い、来月30日の「退位礼正殿の儀」では再び宮中三殿に参拝する予定です。
全国各地を飛び回ることになるだけに、身体的な面で負担が大きいと言われ、陛下の疲労を心配する意見もあります。京都御所の方でも天皇陛下関連の備品などの一般公開が始まり、色々と慌ただしく動き出したところです。
天皇陛下の退位に関する一連の儀式が12日から始まり、天皇陛下は午前中、皇室の祖先などに来月の退位を伝えるため、皇居の宮中三殿に参拝されました。
天皇陛下は12日午前10時から皇居の宮中三殿で行われた儀式に臨まれました。
天皇陛下の退位に関する一連の儀式が始まりました。
天皇陛下は午前中、皇室の祖先などに来月の退位を伝えるため、皇居の宮中三殿に参拝されました。https://t.co/1LrmZmNL4S pic.twitter.com/AXrbGuZDOy— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月12日
天皇陛下「退位」を先祖に事前報告 一連の儀式の始まり
天皇陛下は、12日午前、皇居の宮中三殿で先祖や神々に退位とその期日を報告する儀式に臨まれた。https://t.co/gR7zvt7y2r#houdoukyoku pic.twitter.com/g6Xuwmc3Ie
— ホウドウキョク (@houdoukyoku) 2019年3月12日
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