今年に国が承認した最新の白血病治療薬「キムリア」について、一回あたりの薬の価格がおよそ3350万円となることが分かりました。
国内で保険が適応されている薬の中では最も高くなり、保険適用でも自己負担は数十万円になる見通しです。
このキムリアは患者の免疫細胞を使って、ノバルティス社の「細胞加工施設(CPC)」と呼ばれる場所で遺伝子操作を加え、がん細胞への攻撃力を強化した上で投薬されます。その効果は絶大で、実際のテストでは8割以上の患者から白血病細胞が消失。
かなり重い症状でも改善が見られ、従来の治療薬よりも圧倒的な数字を記録しています。
ただ、患者の免疫細胞をオーダーメイドで加工する必要があることから、ここまで値段が跳ね上がってしまいました。
ことし国に承認された、最新のがん免疫療法による白血病などの新薬について、中医協=中央社会保険医療協議会は、臨床試験で高い効果が報告されているなどとして、公的な医療保険を適用することを決めました。1回当たりの薬の価格はおよそ3350万円と、現在、国内で保険が適用されている薬で最も高くなります。
●以下、ネットの反応
白血病新薬を保険適用1回当たりの価格は約3350万円|NHKニュース
最新のがん免疫療法による白血病などの新薬について、中医協は公的な医療保険を適用することを決めました。現在、国内で保険が適用されている薬で最も高くなります。 https://t.co/LUrLGuCfPv
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2019年5月15日
キムリア、保険適用へ。値段が高くても効果がはっきりと示されている治療法はこのように保険適用になります。値段が高くて効果がない治療法は、もちろん保険適用になりません。白血病新薬キムリア 3349万円 https://t.co/NgpmHgYyRS
— 勝俣範之 (@Katsumata_Nori) 2019年5月14日
白血病新治療薬キムリアの価格が3349万円に
これはもはや薬でもない新タイプのがん治療。患者から免疫細胞を採取して、がんを殺せるよう遺伝子改変して戻す治療
効果は絶大で、現行治療で治癒困難ながんを改善できます
財政負担懸念がもちろんあるが、患者さんにとって朗報https://t.co/2kfgS612SN
— 大須賀 覚 / Satoru Osuka (@SatoruO) 2019年5月14日
高っ!!!という印象が先行しすぎているけれど、抗ガン剤の効かなかった患者さんにとっては大きな希望のある話。
公的医療保険制度、義務教育で教えてほしい…
ーー白血病新薬を保険適用 1回当たりの価格は約3350万円https://t.co/bxKLsJn0lg
— 友寄 蓮🐰Ren Tomoyose (@ren_tomoyose) 2019年5月15日
キムリア(白血病新薬)の保険適用が決定したようだけど
これまた凄まじいな。 pic.twitter.com/TTPHXdP2oz— Kasparora (@Kasparora) 2019年5月15日
まあでもこれくらいの薬価でないと開発インセンティブがでないからね
白血病新薬「キムリア」保険適用 3349万円、財政へ影響も (共同通信) – https://t.co/4Wcfi1gJJt— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2019年5月15日
一度の点滴で済むとは言え…
白血病新薬「キムリア」、3349万円で調整 医療保険財政へ懸念の声もhttps://t.co/kOfUadfGHi
— tara massacre (@shoplifter1974) 2019年5月14日
白血病新薬は3349万円
厚生労働省は一部の白血病患者らに効果がある新型治療薬「キムリア」の価格を3349万円とする方針決定
中央社会保険医療協議会で了承されれば公的医療保険の適用となるとかいえ、ありがたい話ですが…なんというか、ブラックジャックに治療費を請求されるような気分になりますね
— 大沢愛 (@ai_oosawa) 2019年5月14日
乳がんなどの固形がんへの効果は、まだまだ未知数らしい。3千万と聞くとぶったまげるが、これでも製薬会社はかなり頑張ったと思う。当初5千万とされてたので。https://t.co/y1IcQnnMwF
— カネのかかる女 (@afghanandcancer) 2019年5月14日
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