*韓国
徴用工問題で日本政府が韓国への半導体材料の輸出を規制した件で、韓国側が猛反発しています。
韓国の白芝娥(ペク・ジア)駐ジュネーブ国際機関代表部大使は9日に世界貿易機関(WTO)の物品貿易理事会で演説し、「貿易をゆがめる措置だ」と日本を非難。今すぐに貿易の状態を戻すように強く要請しました。
また、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長も記者会見で「今の日本の経済報復は一言でいうと盗人猛々しい行為」などと日本に向けたコメントを出しています。
日本政府はあくまでも韓国の優遇措置を撤廃しただけで、貿易そのものを全て規制したわけではないとして、「WTOのルール上、全く問題ない」と韓国に反論しました。これから妥協点を探るための日韓協議も行われますが、お互いに譲歩の動きがないことから、決裂する可能性もあると報じられています。
最近のレーダー照射事件や徴用工問題で日韓関係が悪化していただけに、日韓関係の改善は絶望的だと言えるでしょう。
WTO会合、韓国が輸出規制非難 日本は反論、主張平行線
https://this.kiji.is/521445590832530529
【ジュネーブ、ソウル共同】韓国の白芝娥駐ジュネーブ国際機関代表部大使は9日、世界貿易機関(WTO)の物品貿易理事会で演説し、日本政府による半導体材料の輸出規制強化について「貿易をゆがめる措置だ」と非難、撤回を強く求めた。日本側はWTO協定と完全に整合性があると反論し、主張は平行線をたどった。
ソウル市長「日本の経済報復は盗人猛々しい行為…反倫理的リーダーシップ」
https://news.livedoor.com/article/detail/16750441/
中南米を歴訪中の朴市長は9日正午(現地時間)、メキシコシティのある飲食店で同行記者団と昼食懇談会を開き「今の日本の経済報復は一言でいうと盗人猛々しい行為」としながら「安倍政権は政治的理由で人類の普遍の常識も、国際的規範も無視し、加害者が経済的優位にあることを利用して報復を加えている」と話した。
韓国 WTOで日本の輸出規制を批判 日本も反論し激しく対立 #nhk_news https://t.co/REDyMW1G0S
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月9日
そもそも日本は2004年まで韓国を非ホワイト国としてきました。日本から見て安全保障上の輸出管理体制が不十分と判断されていたからです。今回の措置は2004年以前の手続きに戻すだけ。
韓国政府は今回の措置に対しWTO提訴検討と言っているが、では2004年以前にはなぜ提訴しなかったのか?— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) 2019年7月3日
対韓輸出規制。かつて経産省で貿易管理の責任者だった細川昌彦中部大学特任教授の解説は、制度の理解に役立つ→貿易管理は信頼の上で優遇するもの。それが損なわれたので優遇を止めて2003年以前の原則状態に戻しただけ。制裁とは呼べないし、WTO違反ではないとの解説。 https://t.co/O37Qm89YhE
— 野村修也 (@NomuraShuya) 2019年7月2日
なるほど、2010年にあった中国の対日レアアース輸出規制とよく似ている。このときは日本などがWTOに提訴し、中国が敗訴している。その間に日本は脱・中国産レアアースを進めた。 https://t.co/AmPH57HDpe
— 神田大介 (@kanda_daisuke) 2019年7月4日
はい、よく覚えておこう。
『先進国で韓国をホワイト国指定しているのは日本くらい。ヨーロッパで韓国をホワイト国指定している国は無い』
これが「輸出規制」とか「制裁」であったとしたら、同じ基準の欧州はみんなWTOに提訴されることになるわけだ。日本だけやってたキャンペーンが終了しただけ。 https://t.co/xK6NsM35I5— アルメディオ (@alfamacradio) 2019年7月9日
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