台湾の蔡英文総統が中国の軍備拡張に警鐘を鳴らしました。
中国は今週に国防白書を発表し、その中で台湾を自国領土と強調。これについて台湾の蔡英文総統は「中国の軍事的強化と野心は周辺のほかの国々と地域にも影響を及ぼしており、それらの国や地域とともに向き合っていきたい」と述べ、中国の軍備拡張に対抗する必要があるとコメントしました。
また、香港のデモ隊が厳しく規制されていることにも懸念を表明し、「中国が一方的に現状を変えようとしている」と批判しています。
このコメントはNHKの単独インタビューに応じて、蔡英文総統が語った内容です。蔡英文総統は自身のツイッターを通して日本語でも語っており、中国に対抗するために日本や台湾が国際的に連携して動く必要があると強調していました。
中国の軍事費はこの10年間で2倍以上に激増し、アメリカに迫る勢いで今も増え続けています。
台湾の蔡英文総統は、中国が今週発表した国防白書について、「軍事力の強化が続いている」として警戒感を示し、アメリカや日本などを念頭に国際社会と連携して中国と対じしていく考えを強調しました。
NHKの単独インタビューを受けました。私はこの機会を借り、香港で起こったデモに対する取締りが強化されていることに強い懸念を表明しました。何より、「今日の台湾」が「明日の香港」になるのを希望し、台湾のように民主主義や言論の自由が保障されることは極めて重要です。 https://t.co/2tORtAVcim
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) 2019年7月28日
我接受了NHK的專訪,對於香港強力處理抗議活動的手段一再引起對立,我表達了強烈的憂心。期盼今天的台灣,可以是明天的香港。與台灣一樣享有民主主義以及言論自由的保障,是極為重要的事情。
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) 2019年7月28日
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