韓国のムン・ジェイン大統領が悪化している日韓関係について、日本側から対話の申し出があれば応じる考えを示しました。
韓国では植民地支配からの開放を意味している8月15日の演説でムン・ジェイン大統領は「今からでも日本が対話と協力の道に出てくるならば、われわれは喜んで手を握るだろう」と述べ、対話に応じる用意があると言及。
自由貿易によって繁栄した国同士で、成長のはしごを蹴飛ばしてはならないと強調していました。
日本政府が韓国を貿易輸出の優遇国(ホワイト国)から除外すると決めてから日韓関係は悪化していますが、同時に妥協点を探る動きも出てきています。ムン・ジェイン大統領の演説は韓国なりの譲歩だと見られ、日本から申し出があれば一気に流れは変わるかもしれません。
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、朝鮮半島が日本の植民地支配から解放された記念日にあたる15日に演説し、「日本経済も自由貿易の秩序の中で分業を成し遂げ発展してきた。先に成長した国が、あとから成長する国のはしごを蹴飛ばしてはならない」と述べ、韓国への輸出管理を強化した日本政府の姿勢を批判しました。
そのうえで、「今からでも日本が対話と協力の道に出てくるならば、われわれは喜んで手を握るだろう」と述べ、この問題で日本に対し、対話と協力を呼びかけました。
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