東京オリンピックのテスト大会を兼ねたパラトライアスロンのワールドカップ(W杯)で、水質汚染からスイムが中止になった問題が全世界に報道されています。
BBCは「基準値を超える大腸菌が東京湾から検出された」と取り上げ、ニューヨーク・タイムズも「東京湾の水質汚染は最悪のレベル4だった」と報道。
今回の件を受けて海外のアスリートや関係者のコメントも掲載されていましたが、その大半が「東京湾の環境では実力を発揮するのが厳しい」というような内容となっています。
また、大腸菌だけでなく、東京の暑さ問題も大々的に取り上げられ、このままだと2020年の東京オリンピックにも致命的な影響が出るかもしれないとまとめていました。
今まで東京オリンピックについて海外は「技術立国の日本ならば大丈夫だろう」「開催が決まった以上はちゃんとするはず」と見ていましたが、トライアスロンのスイム中止でその論調が大きく変化してきたと言えるでしょう。
それだけに日本側は有効な対応策を発表しなければ、東京オリンピックに対する不信感がドンドン高まることになりそうです。
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東京五輪のテスト大会「パラトライアスロン」、水質問題でスイム中止へ!大腸菌が基準値の2倍以上!
https://johosokuhou.com/2019/08/17/17444/
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