*昭和天皇
昭和天皇が何度も戦争への後悔や退位について言及していたことが分かりました。
NHKによると、これは昭和天皇との対話を記した初代宮内庁長官の「拝謁記」から判明した情報で、昭和天皇は昭和天皇は戦争への強い反省の気持ちを1952年5月の独立回復式典で表明しようと考え、「反省」や戦争を悔恨する一節を入れようとするも、吉田茂首相(当時)から反対されて中止になったとのことです。
また、象徴天皇となった戦後に政治的な意見を首相に伝えようとしたところ、田島元長官(宮内庁)が「それは禁句であります」などと陛下の発言を止めた描写も見られ、政治との距離感で調整が難航していた様子も書いてありました。
昭和天皇は日本の再軍備に関しても、「私は再軍備によつて旧軍閥式の再抬頭(たいとう)は絶対にいやだ」と語り、かつての旧大日本帝国軍のような軍隊を復活させるべきではないと指摘。
その上で、米ソ冷戦の驚異から独自の防衛力を保つ必要があるとして、「(ソ連の)侵略を受ける脅威がある以上防衛的の新軍備なしといふ訳ニはいかぬと思ふ」と発言していました。
他にも天皇からの退位にも何度か言及し、その度に宮内庁や関係者からたしなめられていたようです。
日本の再軍備と合わせて、軍事関連の憲法は改正するべきとも発言しており、拝謁記は昭和天皇の政治的な考え方が分かる超一級の歴史的な資料だと言えるでしょう。
昭和天皇、戦争への「反省」表明望む 初代宮内庁長官「拝謁記」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00000020-mai-pol
終戦後に初代宮内庁長官を務めた田島道治が在任中の昭和天皇とのやり取りを詳細に記した文書を残していたことが明らかになった。昭和天皇は戦争への強い反省の気持ちを1952年5月の独立回復式典で表明しようと考えていたほか、独立前後に再軍備や憲法改正の必要性に言及するなど象徴天皇となった後も政治的な意見を首相に伝えようとしていた。宮内庁が編さんした「昭和天皇実録」に含まれていない内容も多く、昭和史を考える貴重な資料となりそうだ。
昭和天皇との対話を記した初代宮内庁長官の「拝謁記」に、独立回復後の安全保障が現実的な課題となる中で、昭和天皇が戦前のような軍隊を否定しつつも、再軍備やそれに伴う憲法改正の必要性にたびたび言及し、総理大臣に伝えないよう長官にいさめられる様子が記されていました。分析にあたった専門家は「昭和天皇が改憲や再軍備に言及していたことは新たな発見だが、自衛隊的なものを作ることを憲法上認めるというものであり戦前の軍隊を再現する気が全くないということは押さえておかなければならない」としています。
【すごい‼️第一級資料‼️】
本物の玉音放送だ。
昭和天皇は軍部の下克上に遭い、敗戦後に「反省」を述べたが吉田茂首相に止められた。極東裁判は「戦争の原因は財閥の金儲け」と結論付けたが、吉田は戦時より兵器会社ジャーディン・マセソンの工作員、養父は横浜支店長だった。https://t.co/lRyORDzTzw pic.twitter.com/Vj53U6WQXH— 👀パーマンマン𓆃 (@paamanman) 2019年8月16日
またNW9で「初めて明らかになった」として、田島のメモに昭和天皇の悔恨と反省を意味する「勢の赴くところ~寝食為めに安からぬものがあります」という一節があったことを大々的に取り上げているが、これとほぼ同じ文章が前掲書の182頁に出ている。吉田がこれに反対したことも記されている。
— 原武史 (@haratetchan) 2019年8月16日
やっぱり #昭和天皇 は謝りたかったんだよ。それをさせなかった吉田茂は麻生太郎のお爺ちゃん。#拝謁記 https://t.co/VGZjOFJHNb
— あったこともない佐藤 (@okiraku31moji) 2019年8月16日
昭和天皇「拝謁記」入手 語れなかった戦争への悔恨
−NHKこれは衝撃!!
昭和天皇の『戦争への後悔』の言葉を記した新資料が!
軍が勝手に動いていた様を「下剋上」と表現していて、それを早く根絶できなかったことへの悔恨の言葉があったという。
教科書に載せよう。 https://t.co/7w20jIWtnE
— 但馬問屋 (@wanpakuten) 2019年8月16日
戦争の反省と言うなら、
昭和天皇が仰った言葉が、その全てを言い表している。
「余りに精神に重きを置き過ぎて、科学の力を軽視したこと」。
未だに、科学的思考を軽視し、精神論ばかり。
単に表札が、「必勝」から「反省」に変わっただけ。— えーたろう (@yasegamanA) 2019年8月17日
NHKニュース
昭和天皇は、他国を侵略した自覚もなく、首相に再軍備と改憲を迫ろうとしていた。
それを側近がたしなめた。侵略戦争への反省が土台にないといけない。その自覚のない安倍首相をたしなめる側近がいないのが、日本の不幸であり、僕たちが声をあげ続けなければいけない理由だと思う pic.twitter.com/ZfLk8o299D
— 姫井二郎 (@himejiro1971) 2019年8月18日
おいおい昭和天皇が南京大虐殺認めてるじゃんしかも戦時中から pic.twitter.com/UKdyruIwkS
— John (@DDTOREE) 2019年8月17日
*「昭和天皇、戦時中から〝南京虐殺〟を認める」
… これで南京事件をめぐる論争に終止符が打たれた。 pic.twitter.com/deh8gZVYku
— Hiroshi Matsuura (@HiroshiMatsuur2) 2019年8月17日
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