*官邸
韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を通告した問題で、アメリカ政府が強い懸念を表明しました。
アメリカ国務省は韓国の対応について、「失望した」との声明を発表し、28日にはアメリカ国防総省のシュライバー次官補が「アメリカはGSOMIAを更新するよう韓国に求めるとともに、問題の解決に向けて意味のある対話を行うよう日韓双方に求める」と述べ、韓国に軍事条約を継続するように要請。
日韓の貿易問題を含めて、関係改善のために対話を行うべきだと指摘していました。
一方で、韓国側はアメリカの要請に反発して、「米韓同盟に影響を与えない」とコメントした上で、ホワイト国の除外を行った日本を世界貿易機関(WTO)に提訴するとしています。依然として日韓関係に改善の兆しは見えず、泥仕合の模様になっていると言えるでしょう。
韓国次官、「失望」表明に自制要求=米大使に不満伝達か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190828-00000143-jij-kr
【ソウル時事】韓国外務省の趙世暎第1次官は28日、ハリス駐韓米大使と会談し、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄通告などをめぐり、米国務省が「失望」や懸念を表明していることに対し、自制を求めた。
韓国が、日本との軍事情報包括保護協定=GSOMIAの破棄を決めたことについて、アメリカ政府の高官は「アメリカの安全保障の利益に悪影響を及ぼす」と述べ、韓国にGSOMIAの更新を求めるとともに、日韓双方に関係改善に向けて対話するよう求めました。
世耕経産相、「考えただしたい」=韓国WTO提訴の動きで
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190828-00000111-jij-pol
世耕弘成経済産業相は28日、日本の対韓輸出管理強化措置を受けて、韓国が世界貿易機関(WTO)提訴に向けた動きを見せていることに、「どのような形で提訴するのか考えを聞いてみたい」との意向を示した。
いいね!しよう