*東電会見
2019年8月29日に東京電力が中長期ロードマップの進捗状況の説明会見を行い、その中で福島第一原発1号機の燃料プールの水中画像が初めて公開されました。
1号機では水素爆発で散乱したがれきの撤去がまだ終わっておらず、今も使用済み燃料プールには392体の核燃料が残されたままになっています。公開された水中画像にも散乱しているガレキが写っており、核燃料が保管されている金属製のラックの上にガレキが積み重なっていました。
合わせて東電は格納容器上部の巨大なふたの写真も公開し、この周囲の放射線量が1時間当たり1.97シーベルトほどあると発表。ふたの周囲は格納容器から溢れ出ている放射性物質の影響で線量が高く、公開された画像も大量の放射性物質で乱れている状態となっていました。
今後の予定としては1号機の燃料プール周囲からガレキを取り除く作業を行い、その次に核燃料の回収作業をすることになっています。現在は3号機の使用済燃料プールから燃料取り出し作業をしているため、1号機は3号機の作業が終わった後となる見通しです。
これらの作業は全て完了するのに数年の時間が必要で、その後も福島第一原発の溶けた核燃料の処理や原子炉解体作業があり、具体的な終了日程はまだ決まっていません。
メルトダウンを起こした東京電力福島第一原子力発電所1号機の、最上階にある使用済み燃料プールの水中の画像が初めて公開され、水素爆発によるがれきが堆積している様子などが確認されました。
今日の東電会見は中長期ロードマップ。疲れたので割愛しつつメモします。
トピックスとしては、明日から1/2号機排気筒解体作業の再開、3号機燃料取扱設備の全体点検を行った、1号機使用済燃料プール内の透明度を確認(7m程度の視界)、1号機ウェルプラグの空間線量調査の速報値という感じ pic.twitter.com/M0IMfpgiCD— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2019年8月29日
ふた周辺の放射線量の計測結果も公表され、最も高いところで1時間当たり1.97シーベルトあったとのこと。7シーベルトが全身被曝の致死量と言われています。
福島第一原発1号機 燃料プールの水中画像初公開 がれきが堆積 | NHKニュース https://t.co/fArI5oQpoT— 青木美希 (@aokiaoki1111) 2019年8月29日
☞「高レベル放射能」
NHK|2019年8月30日 4時04分
「#メルトダウン」を起こした「#東京電力」「#福島第一原子力発電所」1号機の、最上階にある使用済み燃料プールの水中の画像が初めて公開され、水素爆発によるがれきが堆積している様子などを確認。
https://t.co/NxifPj1fME pic.twitter.com/cGQKv1mGWe— オリオンの風 (@orion1223star) 2019年8月29日
福島第一原発1号機 燃料プールの水中画像初公開 がれきが堆積
1号機では水素爆発で散乱したがれきの撤去がまだ終わっておらず、最上階にある使用済み燃料プールには392体の核燃料が残されたままに
東京電力ではプールの状況を確認する初の調査を行い、29日、写真を公開 https://t.co/izlJJfiYBq
— モモのモモ (@oo33maiko) 2019年8月29日
福島第一原発 https://t.co/HIUJtCenq7 1号機 燃料プールの水中画像初公開 がれきが堆積 | NHKニュース https://t.co/4Fu0baSLHZ
放射線量が高いので画像にはノイズが。・・・— JR5EPQ”SHO” (@JR5EPQ) 2019年8月29日
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