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日本の製造業、経常利益が27.9%減の異常事態!全業種で経常減益 消費税10%に耐える余力無し


日本の製造業の統計調査が壊滅状態となっています。

財務省が発表した今年4~6月期の法人企業統計調査で、日本の製造業の経常利益が27.9%の減少となり、全ての産業を含めた値でもマイナス12.0%と大幅に減少。情報通信機械に至っては84.6%もの大幅減益で、日本の得意分野であるものづくり産業が壊滅状態になっていました。

大幅に経常利益が減った背景には米中貿易戦争の激化があると見られ、世界的な自由貿易後退から日本の製造業が一気に減少したと政府は分析しています。

ただ、同時に日本国内の消費も悪い数字が続いており、米中貿易戦争によるマイナス分を補えないほど日本国内が弱っているとも見ることが出来るでしょう。日本はドイツや韓国のような国と比べて、輸出産業よりも国内消費の方が大きい国で、国内消費の低迷は日本経済の全般に影響を与えてしまうのです。

日本チェーンストア協会によると、2019年7月の全国1万店のスーパーの売り上げは計1兆73億円となり、前年同期比で7.1%の大幅な減少を記録。これは2014年に消費税が5%から8%に上がった年と同じ規模のマイナス幅で、リーマンショックに迫るような異常事態です。
日本のあらゆる産業が増税に耐えるほどの余力が無いのは明確であり、このまま来月に消費増税を実施すれば、日本経済はリーマンショックに匹敵するような大幅後退に突入することになります。

 

日本の製造業、全業種で経常減益 半導体関連の需要落ち込み
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000026-reut-bus_all

[東京 2日 ロイター] – 財務省が発表した4─6月期の法人企業統計調査によると、製造業の設備投資は米中摩擦の影響などにより2年ぶりに減少した一方で、非製造業は内需好調で11四半期連続で増加を維持し、明暗が分かれた。製造業は半導体関連の需要減に全業種での大幅減益が重なり、投資減退につながったもよう。前期比でも2期連続の減少でピークアウト感が否めない。

日本チェーンストア協会 スーパー売り上げ
https://www.jcsa.gr.jp/public/statistics2019_07.html

 

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