アメリカが対中制裁関税の実施を先送りにすると表明しました。
9月11日にアメリカのトランプ大統領は約27兆円分の中国製品に対する制裁関税について、来月1日から15日に先送りすると発表。先送りにした理由は中国が来月1日に「建国70年」を迎えるからで、トランプ大統領は善意のしるしとして中国に貸しを作ったと強調していました。
また、中国政府も中国企業がアメリカから大豆や豚肉などの農産品を新たに購入する手続きを進めていると発表し、アメリカの商品を購入する用意があると言及しています。
更にはトランプ大統領が12日の記者会見で「(中国との)包括的な合意が望ましい」としたうえで、一部の分野で妥協して暫定的な合意も検討中だとコメントしました。この米中のやり取りを受けて株為替は上昇しており、現在は今年の高値圏で推移しています。
今まで激しい関税合戦が続いていましたが、その流れもこれで一旦は収まった形です。
一方で、米中の根本的な貿易赤字問題は解決しておらず、中国から譲歩を引き出せなければ、再びトランプ大統領が強硬路線に転じる可能性も残っています。大統領選挙向けのパフォーマンスと指摘する声も多く、依然としてトランプ大統領の気分によって大きく変わる可能性がありそうです。
貿易問題をめぐり、アメリカと中国の対立が続く中、トランプ大統領は、中国との貿易交渉では、包括的な合意が望ましいとしたうえで、一部の分野で妥結を図る、暫定的な合意についても検討する可能性を示しました。
中国が米の農産品購入へ 米中歩み寄りの動き
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190913-00423955-fnn-int
貿易戦争が続くアメリカと中国に、歩み寄りの動き。
アメリカのトランプ大統領が、10月1日に予定していた制裁関税の引き上げを、中国側の求めに応じ、15日に先送りすると表明したことについて、中国商務省の報道官は「善意を歓迎する」と述べた。
そのうえで、中国企業が、アメリカから大豆や豚肉などの農産品を新たに購入する手続きを進めていることを明らかにした。
It is expected that China will be buying large amounts of our agricultural products!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2019年9月12日
今日のストックボイスでも解説していますが来年の5-6月まで株価が持てばトランプ大統領は再選されます。選挙直前まで持つ必要はありません。つまり中国と合意も決別もしないで来年5月までに交渉を続ければいいです。
— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) 2019年9月12日
ダウ先物⬆️CME日経先物⬆️為替⬆️
トランプ米大統領
「中国との完全な合意を望む。暫定も検討する」 pic.twitter.com/ngPvpPt5Oc— にこそく(市況民) (@nicosokufx) 2019年9月12日
米、中国と暫定合意を検討も トランプ氏、貿易協議で (共同通信) https://t.co/XORACCSL7k
知財など(当然の)要求事項は引き続き中国に課していく方向
— こ〜じcun@ガチャピンは眠い (@kohzi666) 2019年9月13日
トランプは中国に勝てないかもしれないな。中国が足元見ているわ。貿易戦争の情報戦みていると中国の方が落ち着いている。
— あれあれれあらま (@2areareearama2) 2019年9月13日
中国はトランプ大統領がいなくなるまで持久戦でいいや、と思ってのらりくらりとするだろう
足元見られてるのは米
再選のエサに釣られてホイホイあっちもこっちも秋波投げまくってるが後々跳ね返ってくるリスクは全く考えてなさそう(中国、北朝鮮、イラン等) https://t.co/MYByH6OXkl
— 七福神様の御加護が欲しい(垢名は蓮月・FX専用垢) (@ItNQ73sehUZwapU) 2019年9月13日
米が国際緊急経済権限法(IEEPA)の行使をちらつかせ、中国から強制的に企業撤退させるとしたトランプの態度が効いている。「肉を切らせて骨を断つ」、農業を切ってまでもやるという意欲が状況を変える?中国にとっては妥協のハードルが上がったなあ#米中貿易戦争#トランプhttps://t.co/wQ15K00Gks
— kazglo (@kazglo77) 2019年9月13日
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