*東電
福島第一原発の地下汚染水について、東電が把握していないルートから原発建屋に地下水が流れ込み、大量の汚染水が新たに発生していたことが分かりました。
東電によると、この汚染水は廃棄物を保管している「サイトバンカ建屋」の地下に埋められていたホースから発生し、量にして1日あたり約40トンほど流れ込んでいたと見られ、東電が対策をするまでにおよそ8000トンの汚染水が増えたとのことです。
現在は地下水が流れ込んでいたホースをふさいだことで対策されていますが、8月末に作業が完了するまでに大量の地下水が流れ込んだのは東電の失策だと言えるでしょう。
福島第一原発では汚染水の保管場所がパンク寸前となっており、土地の拡張工事をするか、海洋放出をするかで議論が続いています。それだけに新しい汚染水が追加で8000トンも増えたのは重大な問題です。
対策完了まで8000トンの汚染水が発生 把握していないルートから
https://www.fnn.jp/posts/00076045FTV
福島第1原発で、把握していなかったルートから建屋に地下水が流れ込み、8,000トンの汚染水が発生していたことがわかった。
汚染水が発生していたのは、原子炉内で使った制御棒など、放射線量が高い廃棄物を保管する「サイトバンカ建屋」と呼ばれる施設。
東京電力によると、2018年11月に地下に埋められていたホースから、多い日でおよそ40トンの地下水が建屋に流れ込み始めたという。
ホースをふさぐ対策が取られたが、8月末に作業が終わるまでの10カ月間に、およそ8,000トンの汚染水が発生したという。
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