EU(ヨーロッパ連合)首脳会議でイギリスとの離脱案が賛成多数で承認されました。
17日にイギリスとEUの交渉団が協議を行い、EU離脱の条件について双方が合意に達したと発表。イギリスのジョンソン首相とEUのユンケル委員長は、それぞれのツイッターで「良い内容でまとまった」と報告し、その合意内容をEUの各国も承認した形です。
これでイギリスのEU離脱に必要な手続きはイギリス議会の承認だけとなり、早ければ本日中にも採決が行われます。
ただ、依然としてイギリス議会は対立状態が続き、最大野党・労働党やEU残留を訴える自由民主党、スコットランド民族党などが合意内容を強く批判していました。
与党は単独での過半数を維持しておらず、このまま無事にイギリス議会の採決が終わるかは怪しい情勢です。
一方で、EU側はこれが最後の交渉だとして、仮にイギリス議会の承認が無かったとしても、今月末を最終期限として対応するとしていました。
*前任者のメイ首相もここまでは手続きを進めていました。
英とEU、離脱協定案修正で合意 英議会で19日に採決
https://jp.reuters.com/article/brexit-junker-idJPKBN1WW19H
[ブリュッセル 17日 ロイター] – 英国と欧州連合(EU)は17日、英EU離脱(ブレグジット)協定案を修正することで合意した。離脱が決まった英国民投票から3年余りを経て、今月末の離脱期日を前にぎりぎりの合意にたどり着いたが、ジョンソン英首相には議会承認というハードルがなお残っている。
【イギリスとEU 離脱交渉で合意】https://t.co/8mdkntvLqY
EUと英国は17日、EU離脱案の見直しをめぐる交渉で合意した。「合意なき離脱」の回避に向け双方が態度を軟化させた。合意した内容は19日に英議会で審議される見通しで、承認を得られるかが焦点。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年10月17日
英・EU「離脱案で合意」今後の見通しは⁉️
承認が必要
①10/17-18 EU首脳会議 ←承認へ
②10/19 英議会採決⚠️不透明
③EU議会問題は英議会⭐️
・与党・保守党の議席は過半数に満たない
・最大 野党の労働党 反対表明
・英DUP 支持できない⇒単純な足し算では、議会の承認は得られない⚠️
10/17 NHK pic.twitter.com/thb770BxUZ
— にこそく(千里の道も一歩から) (@nicosokufx) 2019年10月17日
メモ
「英国とEU、離脱協定案で合意」との報道を受けポンドが急騰。対ドルは前日高値を上抜けると1.2990付近まで水準を切り上げ、対円も141円51銭付近まで上値を拡大した。しかしその後、「英DUPは離脱案を支持せず」と伝わり失速すると、対ドルで1.2845付近まで、対円で139円60銭付近まで反落。 pic.twitter.com/0oSbTvcUoL— 笹山登生 (@keyaki1117) 2019年10月17日
ポンド円、EU離脱案でイギリスとEUで合意の報道で爆上げ爆下げ pic.twitter.com/uXfUauIJYK
— わいしー.com@投資部 (@takapon_yc) 2019年10月17日
新ブレグジット案に合意も
英下院の承認不透明最大野党の党首
→メイ前首相の協定案より更に酷い。下院は拒絶すべきでもユンケルEU委員長は
→たとえ英下院が19日に協定案を否決したとしても離脱期限の延長は認めない英議会が否決しても
EU側が追い出すと言い出したよhttps://t.co/Z9IalRuvAt— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) 2019年10月17日
現在の様子を見る限り、今が1番 #ノーディール 離脱に近づいているイギリス。EUと合意しても、19日に英議会で否決される可能性大で、その後延長できるかは現在不明。
土曜にすべてが分かるまで仕事にならん。ひとまず19日のデモ行進には行きます。#ブレグジット https://t.co/6Si2LWbtyK
— ハナコ (@snufkin_london) 2019年10月17日
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