新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

【大混乱】自治体のデータ障害、復旧の見通し立たず!一部住民データが消し飛んだ恐れも 全国53の自治体


12月4日から全国の地方自治体で続いている大規模なデータ障害ですが、依然として復旧の目処が立っていないことが分かりました。

日本電子計算によると、自治体が使っている専用IaaSサービス「Jip-Base」で大規模な障害が続き、現在はストレージやバックアップデータから復旧作業を行っているとのことです。
ただ、一部のデータはバックアップデータを確認することが出来ず、15%に関してはIaaSサービスのみでの復旧が不可能と判断されています。

更には33の自治体で後期高齢者医療制度や学校関係のデータなどが消えた可能性があり、こちらも復元が難しい状態です。東京都練馬区では通知表を作成するシステムに影響が出て、およそ4万6000人分の配付が間に合わなかったと発表。
大規模なデータ障害で住民票の発行を始めとする大半の行政手続きが一時ストップし、住民生活にも影響が出てきているところです。
日本政府も深刻な案件として早期復旧を要請していますが、肝心のデータそのものが消えた恐れがあることから、完全復旧は難しいと言えるでしょう。

データ障害の原因は情報を記憶する「ストレージ」と呼ばれる機器のプログラム問題で、障害のキッカケとなった要因は現在も調査中となっています。
*一部の自治体では別のシステムなどを使うことで対応中

 

全国53自治体でシステム障害続く データ復元不可能のおそれも
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191217/k10012217701000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004

東京の情報処理会社が自治体向けに提供している業務システムで今月4日から不具合が発生し、全国53の自治体に影響が出ています。完全復旧の見通しはたっておらず、自治体によってはデータが消え復元が不可能になるおそれもあるとしています。

「Jip-Base」の障害における復旧状況のご報告
https://www.jip.co.jp/news/20191216/

12月4日に発生した自治体専用IaaSサービス「Jip-Base」の障害により、ご利用の自治体の皆様および本障害の影響がある自治体の住民の皆様、その他関係者の皆様に多大なるご迷惑とご不便をおかけし、深くお詫び申し上げます。
本障害に関する報告はこちらです。
引き続き全力を挙げて事態の収拾に努めると共に、今後も継続的に復旧状況を報告いたします。
重ねまして、ご利用の自治体の皆様および本障害の影響がある自治体の住民の皆様、その他関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。
【本件に関するお問い合わせ】
経営企画部 広報担当
TEL 03-5210-0136

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!