イギリスのEU離脱(欧州連合)について、離脱に必要な関連法案がイギリス議会で可決されました。
12月20日にイギリス議会下院はEU離脱関連法案を賛成358票、反対234票で可決。この法案可決で、来月末までのEU離脱合意は確定となりました。
先週のイギリス総選挙でジョンソン首相の保守党が過半数を握ったことから、このままイギリス国内の手続きは終了となる見通しです。
可決された関連法案にはEU離脱後の「移行期間」も延長を禁止にする条項が盛り込まれ、離脱作業も含めて2020年度中に全て終わりとなります。
ただ、EU離脱後のイギリス経済には不安の声も多く、今まで使っていた金融システムの連携や技術交流、労働者の往来が大幅に減ると予想されているところです。特に金融システムで欧州とイギリスは深く結びついていたことから、イギリスのEU離脱後に経済が大荒れになるとも言われています。
それだけにEU離脱後の波乱を含めて、まだ油断することは出来ません。
英、1月末のEU離脱ほぼ確定 関連法案の基本方針、下院で可決
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191221-00000510-san-eurp
【ロンドン=板東和正】英議会下院は20日、欧州連合(EU)離脱の基本方針の賛否について審議し、賛成358票、反対234票で可決した。可決により、ジョンソン首相が公約に掲げる来年1月末の離脱はほぼ確定した。
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