*カルロス・ゴーン
日産の元会長であるカルロス・ゴーン被告がレバノンに出国した騒動で、日本側の関係者や機関は誰も把握していないことが分かりました。
NHKによると、今回の出国について外務省幹部は「ゴーン被告の出国が事実であれば、保釈中の逃亡にあたるのではないか。その場合、レバノン政府に対して、ゴーン被告の身柄がどうなっているのか、外交ルートを通じて確認するなど、詳細な情報収集を進めることになる」と述べ、レバノン政府に外交ルートを通して確認する方向で動いているとのことです。
カルロス・ゴーン被告の弁護を担当していた弘中惇一郎弁護士も取材に応じて、「報道されている以上のことは知らず、寝耳に水という状況でとてもびっくりしている。今後、情報が入れば裁判所に提供していきたい」とコメント。
他にも検察幹部や法務省幹部も「把握していない。事実関係を確認している」と話しており、日本の機関は何処も情報を把握していなかったことが浮き彫りになりました。
タイミング的にカルロス・ゴーン被告は大晦日の人手不足を狙って出国した可能性があると言え、日本側の管理体制を含めて色々と物議を醸しているところです。
ことし4月に保釈された日産自動車の元会長のカルロス・ゴーン被告が中東のレバノンに出国したとする声明を発表したことについて元会長の弁護を担当する弘中惇一郎弁護士が報道陣の取材に応じ「報道されている以上のことは知らず、寝耳に水という状況でとてもびっくりしている。今後、情報が入れば裁判所に提供していきたい」と述べました。
ゴーン被告 出国か “レバノン到着”報道 保釈条件は渡航禁止
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191231/k10012232681000.html
弁護団「何も知らない」
ゴーン元会長の弁護団の1人はNHKの取材に対し、「何も知らない。これから確認する」と述べました。
政府関係者「レバノン政府に協力要請も」
政府関係者は、31日午前、NHKの取材に対し、「ゴーン被告の出国が事実であれば、日本国内の司法手続きが適正に進むよう、外交ルートを通じて、レバノン政府に協力を要請することもあり得る」と述べました。
検察幹部「把握していない」
複数の検察幹部はNHKの取材に対し「把握していない。事実関係を確認している」と話しています。
法務省幹部「確認中」
複数の法務省幹部は、NHKの取材に対し「現在、確認している」と話しています。
レバノンの報道機関が「カルロス・ゴーンはコントラバスの輸送ケースに入れられて出国した」と報道してる https://t.co/3q3GjHMED8
— 野生の男 WILDMAN (@yasei_no_otoko) December 31, 2019
逃亡はきわめて残念だし、到底是認できないところだが、さりとて、日本人からしてみたら北朝鮮での裁判なんか絶対受けたくないのと同じで、ゴーンからしてみれば、日本の司法制度は日本人にとっての北朝鮮みたいなものなのだろうね。
そして、あながち否定できないところが一番残念。— てらやさん☆ (@terayasan) December 31, 2019
しかし、ゴーン被告の元経営者として、犯罪者としての振る舞いと、そこからの海外逃亡という顛末、まさに「なぜ移民を受け入れてはいけないのか」をこれででもかと言うぐらい網羅的に示してるんだよな。単純労働者だけではなく経営者層でも移民は受け入れては駄目なんですよ
— かなやたなは (@sousanusi) December 31, 2019
ゴーン被告出国の件。他国報道で、レバノン大統領と面会の報道もあるので他国大使館関与もありえるか。どういったルートでかにもよるが、物理面がPJ含めた空路なら出国管理ザルすぎ疑惑へも飛び火可能性。いずれにしろ、法務・外務当局は大失態だなぁ。令和元年は最後までいろんなことがありますね。
— 丸山 穂高 (@maruyamahodaka) December 31, 2019
ゴーン事件の教訓
「外国人被告の保釈請求は決して認めてはならない」
カネと地位があって権利が最も保証されている人物が規範を破ったわけだからね。これだけで十二分な理由だよ。— 擲弾兵 (@tekidanhei) December 31, 2019
税関「中身は楽器とありますが」
?「はい、楽器です」
税関「どんな楽器ですか」
?「打楽器です。箱を叩くと中から音が出ます」ゴンッ
ゴーン「ゴーン」
税関「OKです」— ぶどう茶 (@budoucha) December 31, 2019
ゴーン の逃亡については裁判所にも弁護団にも責任無いと思いますよ。悪いのは逃亡したゴーン です。
— 猫組長 (@nekokumicho) December 31, 2019
2019年は、入管の失態の数々が明らかになる年であったが、まさか大晦日の日まで大失態が報じられるとは。最後までやらかしてくれたね。来年こそは、いい加減に誰か責任取れ。
— 織田 朝日 (@freeasahi) December 31, 2019
ゴーン被告、旅券没収されていたのに出国できたなんて、羨ましいなあ
— ☪常岡浩介☪元容疑者 (@shamilsh) December 31, 2019
池袋の事故で取り沙汰された「上級国民」という言葉が大嫌いなんだけど、カルロス・ゴーンなら保釈中に密出国できてしまうという事実を知ると、「世界的エグゼクティブはやっぱちがうなぁ」という気分になる。
— 蝉川夏哉@帰阪後自宅安静 (@osaka_seventeen) December 31, 2019
「ゴーン被告が出国」は元旦紙面を大きく飾ります。特ダネや企画ものを1面トップにするはずだった社は大慌てでしょう。ご本人が「不正な司法制度の人質にはならない…正義から逃げたのではなく、政治的迫害と不正義を回避した」と発信した以上、国際問題化は必至。官邸と記者の正月休みが消えました。
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) December 31, 2019
ゴーン氏のしたことは正しいとは思いませんが、しかし我々は司法、更には法律執行一般の公正さというものを今一度問い直すべきだと思います。今の日本の政府が法を公正に運用しているとはとても言えない状況であることは、本当の所多くの人が否定できないのですから。 https://t.co/5wrZaru1xa
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) December 31, 2019
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