*トランプ大統領
1月8日朝に行われたイランのミサイル攻撃について、8日夜(日本時間)にトランプ大統領が声明を発表することが分かりました。
現在はホワイトハウスで各種情報を整理している状態だとして、情報をまとめた上で声明を出すとしています。
イランのザリフ外相は「国連憲章で自衛のための対応を行った」「エスカレートや戦争は求めていない」と述べ、現時点で戦闘行為の拡大は望んでいないと強調していました。
ただ、アメリカから何らかの攻撃や対応があった場合、更に追加で武力行使を行う用意もあるとして、今も現地では緊張状態が続いています。
一方で、攻撃を受けたイラクのアメリカ軍基地では兵士の犠牲者は確認されておらず、予想よりも被害は軽微との意見もあるところです。このまま収束に向かって交渉が進むのか、それともアメリカが報復攻撃に出て全面戦争になるのか、世界は重要な分岐点に立っていると言えるでしょう。
アメリカ国防総省は、イランが、イラクに駐留するアメリカ軍の拠点をねらって十数発の弾道ミサイルを発射したと発表しました。
イラン側は、アメリカ軍が精鋭部隊の司令官を殺害したことへの報復だとしています。
All is well! Missiles launched from Iran at two military bases located in Iraq. Assessment of casualties & damages taking place now. So far, so good! We have the most powerful and well equipped military anywhere in the world, by far! I will be making a statement tomorrow morning.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 8, 2020
Iran took & concluded proportionate measures in self-defense under Article 51 of UN Charter targeting base from which cowardly armed attack against our citizens & senior officials were launched.
We do not seek escalation or war, but will defend ourselves against any aggression.
— Javad Zarif (@JZarif) January 8, 2020
イラン外相のツイート。「イランは国連憲章51条に基づいて相応の自衛措置をとり完了した」「われわれはエスカレーションや戦争は望んでいない」。 https://t.co/KReZiRTOqe
— 布施祐仁 (@yujinfuse) January 8, 2020
イランのテレビ局は、複数のミサイルを発射した際のものだとする映像を放送した。イラクの米軍駐留基地に着弾したミサイルとみられる。 イランは8日未明、米軍が駐留するイラクのアルアサド空軍基地に複数のロケット弾を発射した。現時点で基地での被害状況は不明。 pic.twitter.com/frsv0qBuiB
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) January 8, 2020
ホワイトハウスの前に飾られた”NO WAR WITH IRAN”のライトアップのサイン pic.twitter.com/ElXpx72KW7
— Masa Okumura (@mokumura) January 8, 2020
日本としてはホルムズ海峡の状況が気になるが(輸入原油の8割がここを通過)、現在イランの巨大タンカーが昨年7月以降初めて航行しており、これはホルムズ海峡には手を出さないというイランのシグナルではないかと分析。なるほど。 https://t.co/XYstMGG2HD
— 布施祐仁 (@yujinfuse) January 8, 2020
BBCニュース – イラクの米軍基地攻撃、弾道ミサイル映像が公開 イラン国営テレビ https://t.co/TwDr7Ojryy pic.twitter.com/w4Fpx5RiYX
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) January 8, 2020
イラン核合意から一方的に離脱して故意に緊張状態を作り出したのはトランプ政権。そして、国際法違反の先制攻撃でイランを激発させたのもトランプ政権。即ちイラン情勢に関して全面的に責任があるのはトランプ政権であり、イラン側がエスカレーションを望んでいない以上、全面的に非を認めるべきだ。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) January 8, 2020
とにかく、トランプ大統領ともイランともパイプがあるのだから、安倍首相には、事態を戦争にしないよう、早急に、双方に働きかけ、厳しく自制を求めてほしい。
— 宮本徹 (@miyamototooru) January 8, 2020
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