1月8日夜の記者会見で日産自動車の元会長カルロス・ゴーン氏が自分を追い出した人物として5人の名前を公開しました。
記者会見でゴーン氏が言及したのは西川広人前社長、ハリ・ナダ専務執行役員、経済産業省出身の豊田正和社外取締役、川口均前副社長、今津英敏元監査役の5人です。
日本政府の関係者については言及を避け、まずはこの5人が直接的な関与者だと指摘していました。
記者会見の大部分は自身の実績や日本の取り調べの問題点に関する説明となり、今まで国連人権理事会などで勧告されてていた内容が公の場でも言及された形です。
ネット上の反応は賛否両論に分かれ、カルロス・ゴーン氏の記者会見を評価する意見と、彼の言い訳だと批判する声で真っ二つでした。
ただ、ゴーン氏が言っているように日本の司法制度に大きな問題があるのは紛れもない事実で、彼が世界に訴え掛けたことで何らかの見直しや制度改善も多少は期待できるかもしれません。
ゴーン被告、自分を追い出したのは5人 西川、豊田両氏ら
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200108-00000122-jij-m_est
【ベイルート時事】日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)は8日午後(日本時間同日夜)の記者会見で、日産から自分を追放するのに関わった人物として西川広人前社長、ハリ・ナダ専務執行役員、経済産業省出身の豊田正和社外取締役、川口均前副社長、今津英敏元監査役の5人の名前を挙げた。
また、日本政府の関与者については「沈黙を守る」と述べた。
レバノンで開かれているカルロス・ゴーン被告の記者会見の様子(字幕なし、同時通訳なし)です https://t.co/ppt9OZudep
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) January 8, 2020
ゴーン会見の抜粋見たけど、司法に関しては目新しいことなかった。日弁連と国連人権委が昔から何度も勧告してるのと同じことばかり。しかしこれでメディア通じて世界中に日本の前近代的司法が知られることになった。検察の負け確定。
— 國本依伸 (@yorinobu2) January 8, 2020
ゴーン氏が会見で繰り広げている主張は一方的で自己中心的、ある種の陰謀論に寄りかかったものであり、わが国の司法制度を蔑ろにした逃亡を正当化するものでは一切ない。本来の法の裁きが行われるよう、外交的努力を継続する必要がある。
— 石原伸晃 (@IshiharaNobu) January 8, 2020
カルロス・ゴーン氏の記者会見
・協力してくれた仲間あんがと
・逮捕・拘留中はすんげぇツラかったわ
・ワシは何も悪くないで資料あるで
・17年間すんげぇ頑張ったで
・めっちゃ日産、ルノーの価値落ちとるやんけ
・日産・ルノー・三菱連合やりたかったんや
・日本大好きや
・ワシは貪欲/独裁者やない pic.twitter.com/UEsDENWJAj— 西脇資哲 エバンジェリスト (@waki) January 8, 2020
ゴーン氏会見、質疑応答が始まる。最初の質問はレバノンの記者から。
「Netflixとの契約はない。いろんな伝説が流れているが、契約はない。日本から出た経緯は、迷惑をかけることになるので話さない」— Dai Igarashi 五十嵐大介 (@dai_igarashi) January 8, 2020
ゴーン氏会見に関して、少なくとも、このことは、日本のみんな意識するべきだろう。
NHKは中継なし。他の民放も一部しか中継できなかった。
— エリック C (@x__ok) January 8, 2020
日本の司法がさっさと裁判を行い、逮捕の数ヶ月語に公判が開かれてたら、私達はこの反論を日本の裁判所で聞くことができました。
日本の司法はそれをせず「彼をできるだけ長期に拘束しよう。裁判までの期間をできるだけ引き延ばそう」としたから、ゴーン氏は海外で記者会見するしかなかった。 https://t.co/4x6opkPAp6— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) January 8, 2020
こちらにも簡単に記されている通り、ゴーン氏は、日本政府要人については名前を出さなかった。「レバノン政府に迷惑をかけたくない」と強調した。言い換えるならば、名前を出せば、日本政府はレバノンに圧力をかける可能性がある、ということだ。→https://t.co/JvIsS5wD9p
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) January 8, 2020
ゴーン氏は会見でもう一人、キーパーソンの名前を挙げた。日刊ゲンダイで以下のように書かれた川口氏である。「逮捕翌日に、日産の川口均専務執行役員(当時)が官邸で菅官房長官と面会した」【カルロス・ゴーン】ゴーン会見で暴露確実 事件の背後にいる政府関係者の実名 https://t.co/JjhhvTDPr8
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) January 8, 2020
#カルロス・ゴーン 記者会見を中継を視聴して感じるのは、
この問題で登場している日本側のキャストと比べて、
カルロス・ゴーンははるかに魅力的なカリスマだ、ということだ。
彼に勝る魅力的な人物は、日本の政財官界の主流派には、いない。— 宍戸俊則(shunsoku2002) (@karitoshi2011) January 8, 2020
ゴーンさんの記者会見、本当に中身無かったけど唯一Twitterで使えそうな画像はこれだった #カルロス・ゴーン pic.twitter.com/zmQgMtLIHC
— 小栗(元Guriiii)@いろいろ (@NTVandDzikkyo) January 8, 2020
ゴーン氏の会見を面白がって観ている人がいるが、不法出国を許した日本の恥を全国にばら撒いている事にも目を向けなければならない。
世界には、不法出国も密輸入輸出もザルな日本と見られるよ。
VIPでもしっかりと対応しなければいけない。#ゴーンの会見— てしがわら手蕊@kindle本発売中 (@kindle62007497) January 8, 2020
ゴーンさんの会見見てる。
勾留中に「接見禁止」をつけられたら、わずかな時間家族と面会するにも「なぜ会う必要があるのか」を説明して裁判官の許可を得なければならない。
家族に会うのに、理由なんているのか?
こんなことすら認められない。
「人質司法」のほんの一例。— 弁護士 亀石倫子 (@MichikoKameishi) January 8, 2020
「他局がバラエティを流す中、テレビ東京だけゴーンの会見を流してる!いつもと逆だ!」と思ったけど、よく考えたらある意味最高のバラエティでしょこれ。楽器ケースに隠れて逃げていった面白人間のワンマンショーだよ? pic.twitter.com/qDBVL2L5vw
— ふーみん (@fooooooomin) January 8, 2020
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