*CNN
1月8日朝にイランがイラク領内の米軍基地に行った攻撃の被害状況が明らかになってきました。
アメリカは被害を受けた基地の衛星写真を公開し、基地の被害は滑走路や倉庫に集中していると発表。イラン側が人的被害を避けて、倉庫にピンポイント攻撃を行ったと見られ、全面衝突の回避を考慮して慎重に目標を選んだことが分かると言えるでしょう。
また、イランのミサイルが非常に高精度であることも示していると言え、数メートル単位で正確に目標を攻撃することが出来るということを世界に誇示した形です。
アメリカの発表だと米軍基地攻撃で人的被害は無く、倉庫や航空機などが一部壊れただけとなっています。
一方で、イランの反米感情は未だに凄まじいことから、仮にイラン政府が全面衝突の回避を望んだとしても、果たしてそれを実現することが出来るのかはまだ分からないところです。
依然として中東情勢の緊張状態は続き、収まるまでには時間が必要になると見られています。
イランによる弾道ミサイルの標的となったイラク西部の基地の最新の衛星写真を分析したところ、軍用機の格納庫や倉庫などがピンポイントで破壊されていることがわかりました。アメリカ軍に大規模な人的被害が出ないよう、標的を慎重に選んだことがうかがえます。
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