記録的な雪不足から北日本だと雪乞いを行う事態になっていますが、この異常な暖冬が巨大地震の前兆現象である可能性が浮上しています。
過去の大地震の記録を調べてみると、本震発生の前段階では気温が上昇する傾向が多く、2011年の東日本大震災でも「2010年12月は記録的な暖冬だった」というような記録が残っているのです。
特徴的なのは西日本で平年よりも低温となったのに、北日本や東日本では3年連続の暖冬を記録した点。瞬間的に九州で記録的な大寒波を記録する場面もありましたが、2011年2月に冬型の気圧配置が消え、雪が少なかったと話題になったタイミングで東日本大震災が発生しています。
そして、東日本大震災が発生すると今度は一変して、急激に気温が冷え込んで東北地方は大雪となりました。津波で崩壊した町に雪が降り積もった光景は覚えている方も多いかと思います。
暖冬と地震の関係性を指摘する声は前々からあり、数年前にも「エルニーニョと地震に因果」などと取り上げていた記事がありました。
一説には巨大地震の発生前に地熱エネルギーが高まって、その影響で暖冬になりやすいとも言われていますが、真相は分かっていません。
ただ、暖冬が終わった直後に巨大地震が発生する事が何度か見られ、最近の暖冬もちょっと気になると言えるでしょう。
必ずしも暖冬が大地震と結び付くわけではないですが、2020年は年明けから緊急地震速報が何度も出ていますし、念の為に地震への備えは強化しておくと良さそうです。
管理人ヤマダの予測より
“雪ごい” 記録的雪不足で雪祭り前に降雪願う 山形 寒河江
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200114/k10012244651000.html
記録的な雪不足に見舞われている山形県の寒河江市では、雪像などを展示する雪祭りの開催が2週間余りと迫る中、会場に雪が降ることを願う神事が行われました。
暖冬の記録
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9
2010 – 2011年
非常に顕著な北暖西冷の特徴が現れた年となり西日本で平年並みか低温、南西諸島で1986年以来25年ぶりの寒冬となった反面、北・東日本では3年連続で暖冬となった。特に北海道は昨シーズンをしのぐ暖冬となった。12月は北日本(+1.5℃)と東日本(+1.3℃)で顕著な高温となったが、12月23日から1月末にかけては寒気の影響を受けやすかったため全国的低温となった。1月は北海道でほぼ平年並み(-0.6℃。当時の平年値では-0.3℃)のほかは西日本(-2.4℃。同-2.3℃)を中心に寒気が流れ込みやすく、特に九州や南西諸島では記録的な大寒冬となった。しかし2月になると一変し、冬型の気圧配置がほとんどなく全国的高温となった。特に北海道は平年比+1.9℃(同+2.4℃)となり記録的な高さを記録した。
関連過去記事
【巨大地震】村井俊治・東大名誉教授が警鐘!「東日本大震災の約2か月前と同じ兆候が現われました」
https://johosokuhou.com/2020/01/09/23598/
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