*BBC
日本政府は新型インフルエンザの治療薬「アビガン」を新型コロナウイルスの患者にも使用を認める方向で検討を開始しました。
加藤厚労相は22日の記者会見で「近い内に効果を確かめるための臨床試験を行う」と言及し、アビガンに何らかの効果が認めれれば、使用を認める方向で調整していると発表。臨床試験は数日中には行われる見通しで、全国の医療機関で使えるようにするとしています。
アビガンはインフルエンザ用の治療薬ですが、海外だと新型コロナウイルスにも効果があったとの報告があり、国内でも一部の医者や専門家から「アビガンを使うべき」「アビガンなら効果が期待できる」などと肯定的な意見が相次いでいました。
アビガンは富士フイルム富山化学製で、新型インフルエンザへの対抗手段として政府が備蓄しています。
ただ、アビガンには副作用があり、妊娠中の女性が服用すると催奇形性(さいきけいせい)が上昇すると言われているのです。
体質によっては合わないケースもあると考えられ、服用には慎重な判断が必要になると言えます。
神奈川県、新型コロナに対するアビガン使用の認容や協力を政府に要望
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/02/22/06596/
神奈川県は2020年2月21日、新型コロナウイルス(2019-nCoV/SARS-CoV-2)の感染者の治療に当たっている神奈川県内の医療機関で、富士フイルム富山化学が製造販売承認を取得した抗インフルエンザウイルス薬の「アビガン」(ファビピラビル)の投与を認容するように政府に要望した。
加藤厚労相は、日本テレビ系列の番組で、新型コロナウイルスによる肺炎にインフルエンザ治療薬「アビガン」の使用を検討する考えを明らかに。https://t.co/sG9TgFG94V
— 毎日新聞 (@mainichi) 2020年2月22日
まずは、富山化学のアビガンに期待ですね。重篤率、致死率をどこまで落とせるか?また、密接接触者や医療関係者の予防的服用が可能なのか?など、効能が高ければリスクが格段に下がる。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2020年2月20日
【速報】国が200万錠備蓄するアビガン錠、#新型コロナウイルス 感染者に投与へ 加藤勝信厚労相 pic.twitter.com/krurWWXQ0V
— 𓉤箱コネマン𓁷 (@HAKOCONNEMAN) 2020年2月22日
新型コロナウイルスの感染が広がる中、加藤厚生労働大臣はインフルエンザ治療薬の「アビガン」について、一定の効果が確認されれば、幅広い医療機関で使用できる環境を整えていく考えを示しました。https://t.co/DfSOdqWPSc
— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) 2020年2月22日
アビガンについて
遺伝子学をちょっとかじったことがあるのですが、
アビガンは、DNAをコピーするRNAを阻害することでウイルスの増殖を防ぐ薬みたいですが、ウイルスだけに効くというわけではなく、正常な細胞までコピーできなくなるため、非常に危険です。
一つの情報として。@okabaeri9111 さん— 全能なるこーちぁん⭐️DIO (@KochanDio369) 2020年2月20日
アビガンが一般的に使えない理由は副作用の発現の高さにあります。
強い薬である以上、副作用も強く、出やすい薬です。
リスクが非常に高いため、重症化例にしか使えない薬と考えてください。— 医療関係者A (@RRkodCi0SCr5eDo) 2020年2月16日
厚労省はこれまで『特効薬はない』の一点張りでしたが、ここに来て『アビガン』の存在が堂々と報じられるようになりました。
製薬会社の利権関係でタブーだったアビガンを公表するということは、感染は予想以上に(政府が利権にこだわっていられないほどに)拡大していることの裏返しかもしれません。 pic.twitter.com/C5fmQc6CMo
— 勇者トアル (@psycho_walker) 2020年2月22日
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