国連が新型コロナ対策で緊急の支援要請！事務総長「ウイルスが突然変異するリスクもある」

国連が世界各地に向けて、新型コロナウイルス対策で支援を要請しました。

国連のグテーレス事務総長は記者会見で「途上国で数百万人が感染すれば、ウイルスが突然変異するリスクがあり、ワクチンが開発されても効かなくなる」と述べ、発展途上国で感染が爆発する恐れがあると指摘。
国連としてアフリカや中東地域に医療支援を行う方向で考えているとして、加盟国に20億ドル（約2200億円）相当の資金を人道支援するように呼び掛けました。

国連も新型コロナウイルスの感染拡大は重く受け止めており、WHO（世界保健機関）のテドロス事務局長と協同記者会見を行い、世界に対する重大な脅威であるとの認識で一致しています。

「途上国でウイルス変異のリスク」国連事務総長、加盟国に20億ドルの人道支援呼びかけ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00010003-abema-int

国連のグテーレス事務総長は、「最悪な事態は先進国では感染が抑制されるのに発展途上国では火のように広がることです」として、20億ドルの人道支援を呼びかけた。