国連のグテーレス事務総長が全世界に向けてメッセージを送り、世界各国が新型コロナウイルス対策で連携するように呼び掛けました。
3月31日にグテーレス事務総長はメッセージの中で、「第2次世界大戦以降で最も困難な危機だ。世界は未曽有の試練に直面している」と述べ、新型コロナウイルスは全人類にとっての脅威であると強調。
新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するために国連の総力をあげて、感染対策がぜい弱な途上国の保健衛生や医療制度を支援していくと表明しました。
具体的に必要となる金額は人々の生活維持費を含め、最終的に全世界のGDP(国内総生産)の10%に匹敵するとして、世界各国が連携しなければ対処は不可能だとしています。
新型コロナウイルスによる犠牲者数は最悪のパターンだと世界で3000万人を超えるというような想定もあり、国連が改めて強いメッセージを発したことで、世界各国も危機感を持ってウイルス対策を行うことになりそうです。
新型コロナウイルスの感染が世界的に広がっていることを受けて、国連のグテーレス事務総長はインターネットを通じて記者会見し、「世界は未曽有の試練に直面している」と述べて、国連の総力をあげて感染対策がぜい弱な途上国の保健衛生や医療制度を支援していく方針を表明しました。
国連事務総長「第2次大戦以来の危機」 各国に連帯訴え
https://www.asahi.com/articles/ASN413575N41UHBI00J.html
国連のグテーレス事務総長は3月31日、世界で感染が広がる新型コロナウイルスの影響について「第2次世界大戦以降で最も困難な危機だ」との認識を示し、各国が抑え込みに向けて連帯するよう訴えた。オンライン会見で報道陣に向けて語った。
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