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検査制限は限界?国もやっと危機感、PCR検査体制を強化へ 杉並区で院外検査用の発熱外来テントも新設 

*杉並区
やっと国や行政がPCR検査の強化に向けて動き出しました。厚生労働省は検査体制を強化するために、従来の検査機関に加えて、必要に応じて対応が可能となる新たな専門外来を設置するように要請。
新たな専門外来はかかりつけ医などから紹介してもらう形となり、保健所などの相談センターを介さずにPCR検査を受けることが出来るようになります。

また、院内感染の深刻化から、院外検査を行うためのテント設置が開始されました。東京都杉並区では診療に来る人が急激に増えているとして、4つの基幹病院に発熱外来センターを設置すると発表しています。
野戦病院に近いタイプのテントを複数設置し、その中で新型コロナウイルスに感染した疑いがある人達を検査する予定です。

既に欧米諸国だと1ヶ月以上も前から行われていましたが、日本においても院内感染が激増したことで、行政がやっと本格的に動き出しました。
全体としては動きが非常に遅いですが、それでも少しは良い方向に動き出してきたと言えるでしょう。

 

PCR検査体制強化へ 必要に応じて専門外来設置を要請 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200416/k10012389751000.html

新型コロナウイルスに感染したか確認するPCR検査を受けられないという声があがる中、厚生労働省は検査体制を強化するため、必要に応じて地域の医師会などに新たな専門外来を設置してもらうよう全国の自治体に求めました。

PCRよりクラスター追跡、もう限界か 広がる院内感染
https://www.asahi.com/articles/ASN4H6KCBN4GUTIL06Z.html?iref=comtop_list_nat_n01

日本国内の新型コロナウイルスの検査数は、なぜ少ないのか。これまで新型コロナ対策の専門家会議は、不安な人が検査のために病院に殺到すれば「医療崩壊」が起きる、と説明してきた。だが現状は、感染に気づかない人が来院するなどして医療従事者にも感染が広がっている。海外在住の専門家は「クラスター対策」には限界があるとし、検査態勢を拡充するよう求める。

 

 

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