中国でマスクをしながら体育をした生徒が亡くなったり、倒れる事例が多数報告されています。
地元メディアの記事によると、倒れた生徒の多くは高機能マスクを着用した状態で激しい運動を行い、いわゆる酸欠や呼吸困難の状態だったとのことです。高機能マスクだと空気の通り道が少ないことから、それで倒れてしまったと見られています。
既に中国当局は一部の地域で運動時のマスクを外すように促し、一定の距離の維持などを条件に、マスク無しの運動を認めるとしていました。
一方で、中国本土では新型コロナウイルスの感染報告が再び増え出している傾向が見られ、5月9日は新たに14人の感染が確認されています。感染経路は不明ですが、11人は吉林省での国内感染で、舒蘭市の感染者から広がった可能性が高いと発表されていました。
新型コロナウイルスの感染者数は一時的に減っても、時間経過で第二波が襲来する場所も多く、一度の終息だけでは油断が出来ないことを示していると言えるでしょう。
中国では、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、マスクをつけて体育の授業を受けていた中学生が死亡する事故が相次ぎ、地元メディアは、運動する際は、医療用の高性能マスクをしないほうがよいとする中国の専門家の指摘を伝えています。
中東のイランは、新型コロナウイルスの感染者が再び増加に転じたことを受けて先月から再開させていた企業活動などを一部の都市に限って再び停止することになり、感染の第2波をどう防ぐかが課題となっています。
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