WHO
WHO(世界保健機関)の年次総会で台湾の出席が拒否された問題で、アメリカのポンペイオ国務長官が中国とWHOを批判しました。
5月18日の総会直後の記者会見でポンペイオ国務長官は「事務局長が独立性を欠いたため、台湾の科学的ノウハウを総会から奪い、WHOの信頼性と有効性を損なった」と述べ、一連の行為がWHOの信頼性を損なったと指摘。
また、台湾を黙らせるために中国が悪意ある行動を繰り返しているとも指摘し、「感染対策での透明性や国際協力を求める中国の呼びかけには中身がない」とも断定していました。
かなり強い口調で中国とWHOを批判しており、それだけポンペイオ国務長官が彼らの行動に怒りを感じていることを示していると見られています。
当初は新型コロナウイルス対策を話し合うために世界各国を招待するとしていただけに、台湾を追い出したWHOの行動に世界各国から批判や疑問の声が高まっているところです。
アメリカのポンペイオ国務長官は、18日から開かれているWHO=世界保健機関の年次総会で、台湾のオブザーバー参加が認められなかったことについて非難する声明を発表しました。
この中でポンペイオ長官は「テドロス事務局長は台湾を総会に参加させるあらゆる法的な権限があり、前例もあるのに、そうせず、中国政府の圧力を受けて台湾を招かないことを選択した。事務局長が独立性を欠いたため、台湾の科学的ノウハウを総会から奪い、WHOの信頼性と有効性を損なった」として、WHOの対応を批判しました。
関連過去記事
「台湾は加盟国ではない」、新型コロナのWHO総会を巡って大荒れに!台湾参加に中国が猛反発!結論は先送り
https://johosokuhou.com/2020/05/18/31191/
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう