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新型コロナで子供に重度の免疫異常か 謎の疾病が急増と欧米から報告!「過剰な免疫反応」「川崎病とも類似」


*ABC
新型コロナウイルスに感染したと見られる子供から免疫異常の報告が増えていると報じられています。

これはAFP通信が取り上げた情報で、先月頃からアメリカやヨーロッパ諸国などで子どもの重度の免疫異常が急増。
ニューヨーク州だけでも100件以上の症例が確認されており、保健当局も重大な事案として、この謎の疾患に警告を発しています。

AFP通信によると、この謎の疾病現象は新型コロナウイルスと戦った後に、遅れて表面化した過剰な免疫反応の可能性が高く、実際に患者を診断したコーエン小児医療センターのサニル・スード医師も「子どもらは以前にウイルスにかかったが、体がそれと闘って追い出した」「だが今起きているのは、遅れて現れた過剰な免疫反応だ」などと説明しているとのことです。

報告ではいわゆる「川崎病」とも似た症状が多く、酷いケースでは心臓障害から死亡することもあります。
主に年長の子供が発症しやすいと言われていますが、詳細なことは現在調査中で分かっていません。

いずれにしても、若者も若いからと油断せずに、年配の方達と同じように新型コロナウイルスへの感染を強く警戒したほうが良さそうです。

↓異常が出た子供のお腹

 

新型コロナに関連? 子どもの謎の疾患が急増
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c9324648813d49fe701eedbd36efa7ad85b4daa

英ロンドンのグレート・オーモンド・ストリート病院(Great Ormond Street Hospital)の小児感染症科のカリン・モシャル(Karyn Moshal)医長は英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に「われわれが診察している患者は7、8歳から17歳までだ」と語った。

英国のエバリーナ・ロンドン小児病院(Evelina London Children’s Hospital)免疫科のジュリア・ケニー(Julia Kenny)医長によると、同病院ではこの症候群の兆候がある子どもの患者50人以上が治療を受けた。

ケニー氏はBMJに「綿棒による新型コロナウイルス検査では陽性判定がほとんどなかったのに、ウイルス抗体検査では過半数が陽性だった」と語った。つまり、気付かないままにウイルスには感染していたということだ。

実際、PMIS症例の急増は、新型ウイルスの感染ピークから数週間遅れて起きているようだ。それが示唆しているのは、ウイルス抗体がPMISの症状を引き起こす役割を担っているらしいということだ。

 

 

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