新型コロナウイルスの影響で中止となったイベントやライブなどの経済損失が計3兆円となることが分かりました。
日本政策投資銀行によると、2020年3月から5月の間に中止となったイベントの件数は音楽関連が1万2705件で、自治体主催の祭りなどが1116件、プロスポーツ関連が1150件となっており、それを合わせた合計の経済損失が3兆256億円になるとのことです。
特に経済損失が大きいのはエンタメ関連で、ここだけで2兆5000億円以上のマイナスが発生。イベントの中止・延期が決まったことで本来発生したはずの仕事が無くなり、合わせて労働者への賃金支払も発生せず、周辺の飲食店でも波及効果が生まれませんでした。
想定されていた雇用者数は10万人を遥かに超える規模で、5月よりもイベント件数が多い7月と8月は経済損失がもっと増える恐れがあると報告されています。
やはり、イベント中止・延期の経済損失が莫大な規模になっていることを示していると言え、政府が損失分の全額保証でもしなければ、日本全体がこの痛手から立ち直ることは非常に難しいと思われます。
株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、このたび「新型コロナウイルス感染拡大によるイベント等自粛の経済的影響について~3-5月の全国での経済損失3兆円と推計~」と題したミニレポートを発行しました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、2020年2月から徐々に各種イベントが延期・中止されてきました。5月25日に緊急事態宣言が全面解除され、一部の音楽イベントやスポーツイベントについては、無観客で再開される動きが見られるようになりましたが、夏以降のイベントについては延期・中止の決定が続くなど、厳しい状況が続いています。
日本政策投資銀行はことし3月から5月に全国各地で中止や延期になったイベントが開かれていたら、観客の宿泊費、飲食代、会場の使用料、それにスタッフの人件費などでどれくらいの波及効果があったかを推計し、それを経済的な損失としました。
自治体などが主催する地域のまつりは3か月の間に1116件が中止や延期になり、1兆7411億円の損失になったとしています。
おはようございます。足利はカラッと快晴。青空です。 イベントの中止や延期による経済的損失は3ヶ月で3兆円超えだって。これじゃ商売苦しいわけだ。東京五輪に関する世論調査の回答では「内容を見直して開催」が「中止」を僅かに上回る。一度断たれた夢はお金じゃ計算できない。行方を注目しよう。
— 片倉 庸光 (@katakuranobu) June 28, 2020
でも生活者はイベント行きたいよね.僕自身かなりアウトドア派な方だからこの時期に外に出て楽しめるコンテンツがないことは悲しい. / 新型コロナ イベント中止・延期の経済損失を推計 3兆円余 (NHKニュース) #NewsPicks https://t.co/Cyo4vu9XNZ
— えもくり (@emocreat0r) June 28, 2020
新型コロナ イベント中止・延期の経済損失を推計 3兆円余
経済は立て直しは気くけど、生命は失ったら戻りませんhttps://t.co/IyJBomvYTf
— 🐧フンボ@グレフル夫妻🐧 (@5B8Q4p4UN7JLQuP) June 28, 2020
本来なら今頃は大忙しでテクや裏方など業界内にオリンピックの恩恵があるはずだったが180度変わってしまった。/
新型コロナウイルスの影響で音楽やスポーツなどさまざまなイベントが中止や延期になり、経済的な損失は先月までの3か月間で3兆… https://t.co/u87IbSf7LC— FP (@FP47001312) June 28, 2020
新型コロナ イベント中止・延期の経済損失を推計 3兆円余 | NHKニュース https://t.co/2sJxtfY0KH ではイベントで感染拡大していたとしたら?
— iizakada (@T_BOB_IIZAKA) June 28, 2020
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