鹿児島県では深夜からの大雨で河川の水位が急上昇し、7月6日午前5時過ぎに万之瀬川の万之瀬橋と加世田川の日新橋、それに垂水市の本城川で「氾濫危険水位」まで水位が到達したとのことです。
氾濫危険水位とは警戒レベルの危険度が上から2番目の「レベル4」で、川が氾濫(決壊)する寸前に出される極めて危険な状態だと言えます。
鹿児島県は流域の住民を対象にして、早めの避難や警戒して備えるように呼び掛けているところです。
先日からの記録的な大雨で総雨量が400ミリを突破している地点を見られ、熊本県だとこれまでに24人の死亡が確認されました。
特に熊本県南部の球磨川が氾濫した被害が大きく、壊滅的な被害を受けた人吉市と芦北町でそれぞれ9人が亡くなっています。
停電が発生している場所もあり、球磨村で約2370戸、八代市で約1400戸、芦北町で約530戸で電力がストップ中です。
大雨は7日いっぱいまで続く見通しで、明日になると本州中部にも襲来することになると予想されています。
気象庁 天気情報
https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
鹿児島県によりますと、大雨で河川の水位が上昇し、午前5時すぎに県内の3つの河川の観測所で「氾濫危険水位」に達しています。
「氾濫危険水位」に達しているのは、南さつま市を流れる万之瀬川の万之瀬橋と、加世田川の日新橋の2つの観測所。それに垂水市を流れる本城川の今川原橋の観測所です。
6日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
四国で300ミリ、
九州南部と九州北部で250ミリ、
東海と関東甲信で200ミリ、
近畿で180ミリ、
北陸で100ミリ、
中国地方で80ミリと予想されています。また、7日夕方までの48時間の雨量は、
九州北部と四国、東海で300ミリから400ミリ、
九州南部で250ミリから350ミリ、
近畿と関東甲信で200ミリから300ミリ、
北陸で150ミリから250ミリ、
中国地方で100ミリから200ミリと予想されています。前線は8日、水曜日ごろにかけて本州付近に停滞するため広い範囲で大雨が続くおそれがあります。
【 南さつま市 万之瀬川・加世田川氾濫のおそれ】
南さつま市の万之瀬川と加世田川では、警戒レベルの危険度が上から2番目の「レベル4」に相当する「氾濫危険水位」に達しているところがあり、氾濫のおそれがあります。https://t.co/ufOIIRbuNl #鹿児島— MBCニューズナウ (@MBC_newsnow) July 5, 2020
【鹿児島で再び 50年に一度の大雨】 https://t.co/NNdhbKB1P7 鹿児島県では、再び50年に一度の記録的な大雨になっている所があります。
— tenki.jp (@tenkijp) July 5, 2020
鹿児島県ではこれまでの大雨で土砂災害の危険度がきわめて高くなっているところがあります。
万之瀬川や宮崎県の大淀川では氾濫の危険性も高まっていますので安全な場所でお過ごしください。
今後活発な雨雲は北上する傾向で、熊本県で再び災害が発生するおそれがあります。引きつづき厳重警戒です。 pic.twitter.com/i3NZTJnjFM
— アバンギャルド河津🌧お天気キャスター (@makotokawazu) July 5, 2020
【万之瀬川・加世田川⚠️はん濫危険水位】4:50
万之瀬川・加世田川がはん濫危険水位に達しました。
川の氾濫に警戒が必要です。
自治体の避難情報に注意し、早めの安全確保を心がけましょう。
(画像は県ライブカメラ) pic.twitter.com/e28qLzMWIO
— KTSウェザーセンター 鹿児島テレビ (@kts_weather) July 5, 2020
通勤してたんですが、身の危険を感じ、家じゃなくて会社の別倉庫に退避してきました。
動画の先からきましたが、動けない車が数台。
田舎の大雨は、氾濫とかしないと報道されない😵
この先信号を直進しよいが右左折しようがプールです💧#鹿児島 #大雨 pic.twitter.com/qkunuafQm4
— 直管平社員 (@mwiNYS6Fs3jGWLz) July 5, 2020
雨雲は南九州に恨みでもあるんだろうか。
本当にお気をつけて。
万之瀬川氾濫危険水位との事。
この後も降り続けば他の川も十分危険です。自分の身を守ることを最優先に。鹿児島の家族に注意喚起のLINEを送って、私は期末テストに行ってきます。
範囲は中国史全部です。
無理です。 pic.twitter.com/cIuG0HJZnc— ベイ兄 (@kantofc) July 5, 2020
写真で見比べる災害前後 熊本で数十年に一度の大雨https://t.co/YaqItYwP0W
気象庁が4日、熊本県と鹿児島県に大雨特別警報を発表しました。数十年に一度の大雨で、土砂崩れが発生し、河川の氾濫が相次ぎました。画像をスライドすることで、災害前後の様子を比較することができます。(杉) pic.twitter.com/GZ0XKMwc5R— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) July 4, 2020
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