*新型コロナウイルス報告
新型コロナウイルスが空気感染の能力を保持している可能性が高いとして、32か国の科学者たちがWHO(世界保健機関)に対策強化を要請しました。
共同意見書を提出したのは世界32か国の専門家たち239人で、意見書の中で「ウイルスが空気中で数十メートル移動できることが合理的疑いの余地がない」と指摘し、今までの対策だと感染を防ぐのは厳しいと言及。
WHOに対して感染防止策を見直すよう訴え、室内の換気強化や高効率エアフィルター、紫外線ランプの導入などを意見書に記載していました。
現時点でWHOは新型コロナウイルスの空気感染は否定しており、今回の意見書に関しても受け入れるかどうかはコメントしていません。
日本政府もWHOの見解を重視し、せきやくしゃみが原因となる「飛沫感染」、口や鼻の粘膜から感染する「接触感染」の2つだけを前提として新型コロナウイルス対策をしていました。
今回の意見書だと空気感染は数メートル程度先まで届くとして、飛沫感染の1~2メートルよりは遥かに離れた場所でも感染リスクがあるとしています。
ただ、新型コロナウイルスの感染能力は学者によって見解が割れているところで、「空気感染ではなくエアロゾル感染だ」と指摘する意見も根強いです。
コロナ空気感染の可能性、世界の科学者239人が警鐘
https://www.afpbb.com/articles/-/3292384
【7月7日 AFP】世界の科学者239人が6日、新型コロナウイルスに関する共同意見書を発表し、世界保健機関(WHO)などの当局に対し、同ウイルスが2メートルをはるかに超える距離で空気感染する可能性があることを認識し、それに応じて感染防止策を見直すよう訴えた。
意見書はオーストラリア・クイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology)のリディア・モラウスカ(Lidia Morawska)教授が筆頭執筆者となり、英オックスフォード大学(University of Oxford)の学術誌「臨床感染症(CID)」に掲載された。
#新型コロナウイルス の空気感染の可能性を示す科学的根拠があるとの指摘が。 pic.twitter.com/gOxVpUGzDX
— ロイター (@ReutersJapan) July 7, 2020
例え一部空気感染するとしても、やるべきことは変わりません。こまめな手洗い/手拭きの励行、顔を素手で触らない。他人との距離を保つ。定期的換気または高性能空気清浄機稼働。→WHO、新型コロナ空気感染の可能性を精査 米紙報道受け #SmartNews https://t.co/2N13qf9NgY
— Dr. 宮崎 光史 (@DrKohjiMiyazaki) July 6, 2020
やめて~#空気感染
怖すぎる https://t.co/t0KERg6yMx— みみみ (@minnanomama1) July 7, 2020
トレンドの「新型コロナ空気感染の可能性」の反応を見て、厚生労働省のホームページ(専門家会議)でも「基本的に空気感染はしないものの、限定的な条件下では空気感染のような感染のしかたをする」から「3つの密(限定的な条件下)」に気をつけてって話だったじゃん? って思いました。
— 木村 直輝 (@naoki88888888) July 6, 2020
新型コロナ空気感染の可能性がどうたら言うとるけど
書いてる事見たら、換気悪いとこだと離れてても危ないっていう
要するに日本がこれまで徹底してきた三密の状態だと感染力が高くなるっつー話だなこれ
別に何ら新しい事言ってないと思うんだが、何でこんなので騒いでんだ?
これだけ時間経ってんのに— UQ (@yukyu_GB) July 6, 2020
飛沫でなく、呼吸空気感染!そうなると、予防対策が全然変わってくる大変な事です。通勤電車やバスが危険。居酒屋で3m離れた席から感染したというニュースも納得。当初のバス感染もわかりやすい pic.twitter.com/js4MJk4Bb5
— 鈴木 均 (@fcodawara1) July 6, 2020
ロイターの記事だが、科学者数百人がWHOに、実はコロナは空気感染するから対応を、と迫ったがWHOから回答なし。
3/11、ぼくはWHOの怠慢が多くの人命を犠牲にする、と批判した記事を配信した。WHO関係者から批判や罵倒が来たけど、その後世界がどうなったか?
WHOのバカめ!https://t.co/v9SNVIun4s
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) July 6, 2020
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