大分県と熊本県の県境に設置されている下筌ダムが緊急放流を開始しました。
NHKによると、下筌ダムの緊急放流は午前10時半頃に開始され、筑後川水系の津江川で排水作業が行われているとのことです。
緊急放流とは大雨でダムの水位が限界付近まで上昇した際に行う緊急措置で、ダムの決壊を防ぐために溜め込んだ水の一気に放流するという作業になります。
下筌ダムの下流には松原ダムがあることから、直ちに水位が上がることはありませんが、この後の状況によっては松原ダムも緊急放流を行う可能性があり、引き続き油断することは出来ないです。
九州地方整備局は放流によって川の水位が急激に増える可能性があると警鐘を鳴らし、周辺の住民や下流域での事前避難を行うように呼び掛けています。
緊急放流の水位上昇で河川の氾濫が激しくなる恐れもあり、既に氾濫している筑後川を含め、川の付近では厳重な警戒が必要だと言えるでしょう。
国土交通省九州地方整備局によりますと、大分県と熊本県にまたがる下筌ダムで午前10時半ごろまでに筑後川水系の津江川への緊急放流を開始したということです。
【速報 JUST IN 】大分・熊本 下筌ダムで緊急放流を開始 命を守る行動を #nhk_news https://t.co/CZxQryiPmz
— NHKニュース (@nhk_news) July 7, 2020
1040現在 熊本県 下筌ダム
緊急放流を開始。計画最大放流量350㎥/sより少し増え始めました。この放流は全て下流の松原ダムへ入りますので、すぐに下流の水位上昇につながるわけではありません。 pic.twitter.com/YwppSMHqv6
— 星野夕陽 (@choidamnet) July 7, 2020
【まもなく下筌ダム緊急放流】
国土交通省九州地方整備局によりますと、筑後川上流の下筌ダムで10時30分から緊急放流を行うとの事です。
下筌ダムの下流には松原ダムがあることから、直ちに水位が上がることはありませんが、松原ダムも水位が上昇し、緊急放流を行う可能性があるとの事です。
— 防災・減災情報 (@Bousai__Gensai) July 7, 2020
1000現在 熊本県 下筌ダム
ダムに流れ込む洪水の約52%を貯めて川の水位上昇を抑えています。異常洪水時防災操作(緊急放流)開始水位まで14cm。現時点では10時30分頃に異常洪水時防災操作を実施予定。
ただし、放流は全て松原ダム貯水池へ入ります。 pic.twitter.com/v1qh7sIwwg
— 星野夕陽 (@choidamnet) July 7, 2020
下筌ダム緊急放流が開始されました
流域のみなさん
どうかお気をつけ下さい#九州豪雨#氾濫注意 pic.twitter.com/RNakbxpd5h— 何と無くつぶやく (@DTyf7Di7YDutSzw) July 7, 2020
【厳重警戒】
先程、下筌ダムから津江川へ緊急放流が開始されました。これ以上、水を溜めておくことが困難な際、下流に流す措置です。
日田市では、朝に比べ雨が弱まっている、止んでいる所も増えていますが、厳重な警戒が必要です。
津江川付近にお住まいの方、水位が上がる前に、避難をして下さい。 pic.twitter.com/7EnUj8leIZ— 木村 滉 (図書委員予報士) (@koukimura1016) July 7, 2020

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