政府が8月からイベントの人数制限を大幅に緩和する方向で調整していることが分かりました。
時事通信社によると、政府が7月10日に5000人規模のイベントを認めたのに続いて、8月1日にはイベントの人数制限を全て無くす方向で調整を進めているとのことです。
政府は医療体制に余裕があることを緩和の理由にしていますが、専門家からは緩和に懸念の声が多く、アメリカのような感染爆発を招くとして反対論も浮上。
ダイヤモンド・プリンセス号で注目を浴びた神戸大学の岩田健太郎教授も「東京は完全に第二波突入です。できれば第二波の発生は回避したかったのだが、、、」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大傾向に懸念を表明していました。
岩田教授は現在の日本の状況について、「同調圧力で自粛のあとは、同調圧力でみんなで渡れば怖くないモード」などと語っており、観光支援のGoToキャンペーンも合わせて見直すべきだと主張しています。
実際に海外だと規制緩和後に感染爆発した事例が何件もあるわけで、日本もこれから感染者数が激増することになるかもしれません。
イベント緩和、専門家も賛否 感染状況の見極めを―「社会成り立たず」・新型コロナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071001067&g=pol
東京都内の新型コロナウイルス新規感染者は10日、過去最多の243人に上り、2日連続で200人を超えた。同日にはイベントの開催制限も緩和され、コンサートやプロスポーツなどの参加者・観客数は上限が5000人に拡大された。専門家は緩和について「日々の感染状況を見極めて慎重、柔軟に進めるべきだ」と訴えている。
東京は完全に第二波突入です。できれば第二波の発生は回避したかったのだが、、、 https://t.co/PEy8vHzLLn
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) July 10, 2020
残念ながらアメリカでも死亡者が増え始めています。時間のズレがあるのですね。 https://t.co/zbDZxNxgFU pic.twitter.com/9IjiOmbbVb
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) July 10, 2020
同調圧力で自粛のあとは、同調圧力で「みんなで渡れば怖くない」モード。 https://t.co/awg4ViAGom
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) July 10, 2020
差し当たり今関東旅行は避けた方がいいし東京の方は外旅行は行かない方がいいと思います。本当に
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) July 10, 2020
感染者が増えても放置して、対策がうまくいった国や地域は皆無。逆にうまくいってない国は感染増加を放置してる。日本も感染を放置せずに一時は上手くいっていた。両者の違いはあきらかなのにここで反知性主義に屈するのか。感染者は減らしにかからねばならない。経済を回すのはいいが、感染放置はだめ
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) July 10, 2020
物言えば唇寒し。昨日、カナダのインタビューで意味伝えるのに時間を要したコトバ。西浦先生の件で、ちゃんと対策すると怒られるという前例ができたので専門家が口を閉じてしまう。たしかに面倒くさいので西ドイツ戦のオシムみたいにしたくなるのだが、それではいけないという葛藤があり。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) July 10, 2020
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