気象庁は7月15日に西之島で撮影した新たな画像などを公開し、7月になっても火山活動が活発化していると伝えました。
公開された画像を見てみると、真っ赤な溶岩が高さ200メートル付近まで吹き上がっており、溶岩に覆い尽くされた山が赤く染まっている様子が鮮明に写っています。
大量の溶岩はしばらくすると冷えて固まり、新たな陸地として徐々に拡大。現在進行系で西之島の面積が拡大している状態で、このまま西之島が成長すると日本の領海も拡大するかもしれないと言われているほどです。
気象庁は山頂火口から2.5キロの範囲で、大きな噴石や溶岩流に警戒するよう呼び掛け、今も西之島の周囲で航行しないように制限しています。
気象庁 西之島の活発な噴火活動について
https://www.jma.go.jp/jma/press/2007/15b/nishinoshima_200715.pdf
活発な噴火活動が続く小笠原諸島の西之島で、気象庁が海上から観測を行い、大量の火山灰が連続して噴出し、高温の溶岩が火口から200メートルの高さまで噴き上がる様子が確認されました。https://t.co/VW2U66af68 pic.twitter.com/DvkL7KVAWY
— NHKニュース (@nhk_news) July 16, 2020
【防災関連情報】#西之島 の火山活動について、7月10日に観測した結果を公表。
最新のだいち2号のSAR強度画像では、火砕丘の南西側で溶岩等によるとみられる地形変化と海岸線の変化が見られます。さらに、火砕丘の拡大も見られます。
詳細はこちら→https://t.co/XHVUnTuvTL pic.twitter.com/uEFJGufSEF— 国土地理院 (@GSI_chiriin) July 14, 2020
【要警戒】小笠原諸島の西之島、真っ赤な溶岩噴き出し噴煙1300mhttps://t.co/HrRAvR49BM
火口付近には裂け目のような地形も確認できる。映像では、噴煙のなかで発生する雷「火山雷」もはっきり捉えられていた。 pic.twitter.com/bLZ3RD3EjQ
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 15, 2020
西之島、噴火継続を確認 気象庁の観測船 https://t.co/NkETTpZPit
気象庁によると、大きな噴石が飛散し、夜間は溶岩が火口縁上約200メートルまで噴出していた。風向き次第では父島周辺に灰が降る可能性があるという。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 15, 2020
気象庁の西之島の資料より、昼と夜にB地点から観測した画像を位置合わせし、合体させました!適当だけど。
1枚目、昼の画像
2枚目、夜の画像
3枚目、昼夜スクリーン合成
4枚目、昼夜ハードライト合成なかなか整合していますよ~ pic.twitter.com/Jg9bv69BAt
— 柱状閣下 (@gravireyossy) July 15, 2020
今日の西之島すごいやん(ひまわり8号GeoColor pic.twitter.com/rJ60XIGLsH
— ⚒F. IKGM🌋 (@geoign) July 8, 2020
一昨日午後2時以来、気象庁からの噴火の情報はありませんが、西之島の噴火は続いているようです。次は今日10時頃の西之島の衛星写真(Terra/MODISとひまわり)。数日前の褐色の噴煙は見られないが、白い噴煙が確認できる。また、周囲に変色域が見られ、溶岩流が海に流れていることが推測される。 pic.twitter.com/IjSrxgeorm
— ひまわりの観察日記 (@DiaryHima8) July 16, 2020
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